TOEIC900点はすごい?取得者の割合と取ってわかった価値・人生の変化

「TOEIC900点って、実際どれくらいすごいの?」
「900点を取れる人はどれくらいいる?」
「頑張って900点を取ったら、仕事や人生は変わる?」
TOEIC900点を目指していると、こんな疑問が出てきませんか?
こんにちは、はるパパです。
私は大学生のときに初めてTOEICを受験しました。
そのときのスコアは、なんと335点。
「いや、何かの間違いだろう」
と思って数か月後にもう一度受けましたが、375点でした。
残念ながら間違いではありませんでした。(泣)
そこから英語を学び直し、社会人になって700点、800点とスコアを伸ばし、40代になってTOEIC905点を取得しました。
その間、英語をきっかけに海外出張を経験し、外資系企業へ転職。
その後は日系大手企業の海外部門でも働いてきました。
振り返ってみると、英語を勉強する前と今では、仕事も人生もかなり変わっています。
では、それは「TOEIC900点を取ったから」なのでしょうか。
この記事では、TOEIC900点のすごさや取得者の割合、実際に取って感じたメリットや人生の変化について、公式データと私自身の経験をもとにお伝えします。
先に結論を言ってしまうと、私はTOEIC900点を目指す価値は十分にあると思っています。
ただし、900点を取った瞬間に人生が勝手に変わるわけではありません。
900点を目指して身につけた英語力を使うことで、少しずつ選択肢が増えていく。
私の場合は、そんなふうに人生が変わっていきました。
TOEIC900点はすごい?結論、十分すごいです

「TOEIC900点なんて、英語が得意な人なら普通でしょ?」
そう思う人もいるかもしれません。
でも、結論から言えばTOEIC900点は十分にすごいスコアです。
TOEICは990点満点。
900点は満点の約91%にあたります。
しかも、TOEICを受験するのは、もともと英語を勉強している人や、就職・転職・昇進などで英語力を必要としている人が中心です。
つまり、ある程度英語への関心が高い人たちが集まっているテスト。
その中で900点近く取るわけですから、簡単なことではありません。
私自身、335点から始めているので、900点台は昔の自分からすると完全に別世界でした。
TOEIC900点前後の割合は約4%
では実際、900点近く取れる人はどれくらいいるのでしょうか。
IIBCが公表している2024年度のTOEIC Listening & Reading公開テストのデータでは、受験者735,425人のうち、895点以上は32,206人、全体の4.4%でした。
TOEICの公式データは「895点以上」という区分なので、厳密な「900点以上」の割合ではありません。
それでも、TOEIC900点前後の位置を知るには十分参考になります。
ざっくり言えば、
TOEIC受験者100人のうち、900点近くまで到達するのは4~5人程度。
これくらいの割合です。
しかも先ほどお伝えしたとおり、TOEICを受験しているのは英語にまったく興味のない人たちではありません。
英語を勉強していたり、仕事や学校で必要だったりする人がわざわざ受験料を払って受けています。
そんな集団の中で上位数%に入るわけです。
そう考えると、900点がかなり希少なスコアだと分かりますよね。
IPテストでは895点以上はさらに少ない
ちなみに、学校や企業などで実施されるIPテストまで見ると、895点以上の割合はさらに低くなります。
2024年度のIPテストでは、受験者1,041,495人のうち895点以上は20,339人。
割合は2.0%です。
企業・団体の受験者に限っても895点以上は3.4%でした。
公開テストと受験者層が違うので単純比較はできませんが、いずれにしても900点前後まで到達する人が少数派であることは分かります。
ただしTOEIC900点=英語ペラペラではない

ここはかなり重要なので、900点を取得した側からハッキリ言っておきます。
TOEIC900点を取っても、英語がペラペラになるわけではありません。
「えっ、900点なのに?」
と思うかもしれません。
でも本当です。
TOEIC Listening & Reading Testで測っているのは、その名前のとおり「聞く力」と「読む力」が中心です。
話す力を直接測っているわけではありません。
私自身、900点を取っていますが「英語がペラペラです!」とはとても言えません。(泣)
海外の人から突然話しかけられれば聞き取れないこともありますし、ネイティブ同士がナチュラルスピードで話している会話についていけないこともあります。
海外からスタッフが来て、
「英語できるんですよね。ちょっとアテンドお願いします」
なんて言われると、900点持っていても普通に緊張します。笑
一方で、英文を読んだり、仕事のメールを書いたり、会議で相手の話を理解したりするための基礎力はかなりつきました。
つまり、
TOEIC900点=英語の完成
ではありません。
私の感覚では、
TOEIC900点=英語を使って仕事をしていくための強い土台
という表現のほうが近いです。
TOEIC900点を取ると何が変わる?実感したメリット7つ
ここからがこの記事で一番伝えたいところです。
TOEIC900点前後まで英語力を伸ばすと、何が変わるのでしょうか。
私自身の経験では、単に履歴書に書ける数字が一つ増えただけではありませんでした。
仕事や学びの選択肢がかなり広がりました。
メリット① 英語力を分かりやすく示せる
TOEICの最大のメリットはこれだと思います。
自分の英語力を数字で説明できること。
「英語は得意です」
と言っても、どれくらい得意なのか相手には分かりません。
でも、
「TOEIC905点です」
と言えば、一瞬である程度の英語力があることを伝えられます。
特に転職活動では、この分かりやすさは大きな武器になります。
私自身、外資系企業へ転職したときも、日系大手企業へ転職したときも、英語力は評価してもらえました。
もちろんTOEICだけで採用されるわけではありません。
実務経験や専門性のほうが重要です。
ただ、
「この人は英語を使える可能性が高い」
と採用する側に思ってもらえる。
その入口としてTOEICはかなり強いと感じています。
メリット② 転職で選べる会社が増える
英語が使えるようになると、転職先の選択肢も増えます。
国内企業だけでなく、
- 外資系企業
- 海外売上比率の高い企業
- 海外部門
- 海外顧客を担当する仕事
なども選択肢に入ってきます。
私自身、30歳になるころにTOEIC800点に到達し、その後、外資系企業へ転職しました。
そこでもTOEICのスコアは評価してもらえました。
さらに37歳で日系大手企業へ転職。
海外部門に配属され、欧米への海外出張も経験しました。
私の場合、900点を取る前から英語によってキャリアの選択肢はかなり広がっていたのです。
だからこそ思います。
800点でも人生はかなり変わる。900点までいけば、それをさらに強く証明できる。
これがTOEICの大きな価値です。
メリット③ 海外出張や海外案件のチャンスが増える
会社の中で、
「あの人は英語ができる」
と思われると、英語を使う仕事が回ってくるようになります。
私も700点台になったころから、海外出張のチャンスをもらえるようになりました。
ベトナムやブラジルなどへ年に一度は出張していました。
その後は欧米への出張も増えました。
海外案件を担当する
↓
仕事で英語を使う
↓
英語力が上がる
↓
さらに海外案件が回ってくる
こんな好循環が生まれます。
TOEICの点数そのものよりも、TOEICをきっかけに英語を使う場所へ入っていけることのほうが大きいかもしれません。
メリット④ 英語を使ってできる仕事が増える
英語が使えると、単純にできる仕事が増えます。
海外の資料を読む。
海外の担当者とメールする。
オンライン会議に参加する。
海外の顧客や取引先と話す。
海外の情報を日本に持ってくる。
こうした仕事を任せてもらえるようになります。
もちろん大変な仕事が増えるという側面もあります。
「英語できるんでしょ?」
という感じで突然仕事を振られることもあります。笑
でも、他の人ができない仕事をできるということは、それだけ自分の仕事の価値を高めることにもつながります。
メリット⑤ 英語を使った仕事や学習が楽になる
900点近くまで来ると、英単語や英文法の基礎はかなり身についています。
すると英語そのものを勉強する時間が減り、英語を使って何かを学ぶことに時間を使えるようになります。
これも大きな変化でした。
英語の資料を読むたびに単語を調べる。
英文メールを書くたびに文法を確認する。
そんな時間が少しずつ減っていきます。
英語が「勉強する対象」から「情報を得るための道具」に変わっていく感覚です。
メリット⑥ 海外旅行のハードルが下がる
仕事だけではありません。
海外旅行もかなり楽になります。
空港の案内。
ホテルのチェックイン。
レストランのメニュー。
電車やバスの表示。
現地の人とのちょっとした会話。
こうした場面で英語が分かると、細かなストレスがかなり減ります。
新婚旅行でトルコに行ったときのことです。
国内線で移動している途中、飛行機が突然引き返しました。
ところが、機内アナウンスはすべてトルコ語。
何が起きているのか分からず、正直、不安でいっぱいでした。
そのとき、たまたま隣に座っていたトルコの方が英語を話せたので、何が起きているのか詳しく教えてくれました。
状況が分かっただけで、かなり安心したことを覚えています。
このとき、英語は単に「海外旅行を楽しむためのもの」ではなく、知らない土地で自分を助けてくれる道具にもなるんだと実感しました。
また、私は海外旅行では、できるだけ現地の人と話してみたいタイプです。
ホテルやレストランでおすすめを聞いたりすると、ガイドブックには載っていない場所を教えてもらえることもあります。
英語ができると、旅行で見える世界もちょっと広がります。
メリット⑦ 「自分でもできた」という自信になる
個人的には、これもかなり大きなメリットです。
私は最初のTOEICが335点でした。
平均点にも遠く及ばず、
「自分は英語が苦手なんだ」
と思っていました。
そこから時間はかかりましたが、最終的には900点を超えることができました。
最初から英語が得意だったわけでもありません。
海外留学経験もありません。
日本生まれ、日本育ちです。
そんな自分でも、続ければここまで来られた。
これは英語以外のことに挑戦するときにも、自信になっています。
【体験談】TOEICで私の人生はどう変わったのか

ここまで一般的なメリットを書いてきました。
でも、このブログで一番お伝えしたいのは私自身の体験です。
TOEICを初めて受験したのは大学生のころ。
スコアは335点でした。
「いや、何かの間違いだろう」
と思って数か月後に受けたら375点。
当時、とんでもなくショックだったことを今でも覚えています。
別に海外で働きたいという強い願望があったわけではありません。
ただ、大学まで英語を勉強してきたのに「自分には英語力がほとんどない」という事実を受け入れられなかったのだと思います。
そこから少しずつ英語を勉強し始めました。
英会話サークルに通ったら、今の奥さんに出会った
「突然、なんやねん」
と思いますよね。笑
社会人になって時間を持て余していた私は、近所の英会話サークルに通い始めました。
そこでたまたま出会ったのが、今の奥さんです。
奥さんは私より英語が得意で、TOEIC900点ホルダー。
当時の私は600点前後だったので、なんだか劣等感を感じていました。
そこから一念発起して英語の勉強を加速。
半年くらいで700点までスコアを上げました。
TOEICをきっかけに英語の勉強を始めていなかったら、その英会話サークルにも行っていなかったかもしれません。
そう考えると、TOEICどころか英語が私の人生を大きく変えています。笑
700点台で海外出張、800点台で外資系企業へ転職
700点台になると、会社から海外出張のチャンスをもらえるようになりました。
ベトナムやブラジルなどへ出張。
30歳になるころには800点に到達し、その後、外資系企業へ転職しました。
37歳では日系大手企業へ再び転職。
そのときもTOEICは800点台でしたが、英語力を評価してもらい海外部門に配属されました。
欧米への海外出張も経験しました。
学生時代には海外で働くことなんてほとんど考えていなかった私が、気がつけば仕事で英語を使うようになっていたのです。
40代で905点を取得して分かったこと
そして40代になってTOEICの勉強を本格的に再開。
約5か月・200時間勉強し、905点を取得しました。
でも面白いことに、900点を取った瞬間に人生が劇的に変わったわけではありません。
突然給料が上がったわけでもない。
突然英語がペラペラになったわけでもない。
900点の認定証を手にした瞬間、人生にファンファーレが鳴るわけでもありません。笑
むしろ振り返ってみると、
600点。
700点。
800点。
そして900点。
そこへ向かう過程で、少しずつ人生が変わっていました。
英会話を始めた。
海外出張へ行った。
外資系企業へ転職した。
日系企業の海外部門で働いた。
英語を使う仕事が増えた。
つまり、900点という数字が人生を変えたというより、900点を目指して英語を学び続けたことで人生の選択肢が増えたのだと思います。
TOEIC900点を目指す前に知っておきたい3つの注意点
ここまでいいことばかり書いてきました。
でも、それではフェアじゃないので、900点を目指すうえで知っておきたいことも書いておきます。
注意点① 900点を取ること自体が目的にならないようにする
TOEICを勉強していると、
「900点を取らなきゃ」
という気持ちが強くなってきます。
スコアが下がると落ち込む。
800点台で停滞すると焦る。
私自身も経験しました。
でもTOEIC900点は、本来ゴールではありません。
英語を仕事で使いたい。
海外で働きたい。
転職の選択肢を増やしたい。
海外の人と話したい。
そんな目的を実現するための手段です。
900点という数字だけを追いかけて苦しくなったら、一度「何のために英語を勉強しているんだっけ?」と考えてみることをおすすめします。
注意点② 900点より他のスキルを伸ばしたほうがいい場合もある
TOEIC900点には価値があります。
でも、誰にとっても900点が必要なわけではありません。
例えば800点を持っていて、仕事で英語をほとんど使わないのであれば、900点を目指す時間を別のスキルに使ったほうがキャリアにはプラスかもしれません。
私自身も800点台で長い間TOEICから離れていました。
その間は、仕事で実際に英語を使うことを優先していました。
900点は魅力的な目標ですが、
「自分は何のために900点が必要なのか」
は一度考えておいたほうがいいと思います。
注意点③ 900点でもスピーキングは別に鍛える必要がある
先ほども書きましたが、これはかなり重要です。
TOEIC L&Rで900点を取っても、英語を流ちょうに話せるとは限りません。
読む・聞く力と、実際に自分の言葉で話す力は別物です。
仕事で英語を使いたいのであれば、900点をゴールにするのではなく、その英語力を実際の会話や仕事で使っていく必要があります。
私自身もまだまだ勉強中です。
結局、TOEIC900点を目指す価値はあるのか?
ここまで読んで、
「じゃあ、結局900点まで目指したほうがいいの?」
と思いますよね。
私の答えは、
英語をこれからの仕事や人生で使いたいなら、目指す価値は十分にある
です。
900点そのものに魔法の力があるわけではありません。
ただ、900点を目指す過程で、
語彙力が増える。
英文を速く読めるようになる。
英語を聞き取れるようになる。
海外の情報にアクセスできる。
仕事で英語を使えるようになる。
そして、その力を客観的な数字として証明できる。
これらが積み重なることで、仕事や人生の選択肢が増えていきます。
私は335点から英語学習を始めました。
もしあのとき、
「自分には英語の才能がない」
と諦めていたら、外資系企業に転職することも、海外部門で働くことも、世界各地へ出張することもなかったかもしれません。
そして英会話サークルにも行かず、奥さんとも出会っていなかったかもしれません。
そう考えると、私の場合は間違いなく英語で人生が変わりました。
TOEIC900点の取り方を知りたい人へ
この記事では「TOEIC900点を取る価値」に絞ってお話ししました。
では、
「実際にどうやって900点を取ればいいの?」
という話は別の記事にまとめています。
私は40代になってTOEIC学習を本格的に再開し、約5か月・200時間で905点を取得しました。
使った教材や勉強時間、800点台から900点を突破するまでに実践したことは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
40代からTO40代からTOEIC900点を取った勉強法はこちら
900点を目指そうと思った方は、次はこちらを読んでみてください。

まとめ|TOEIC900点はゴールではなく、人生の選択肢を増やす武器
TOEIC900点は、簡単に取れるスコアではありません。
公式データでも895点以上は公開テスト受験者の約4%。
十分に希少性のあるスコアです。
ただ、実際に900点を取った私が一番伝えたいのは、
「900点を取れば人生が変わる」という単純な話ではない
ということです。
TOEICをきっかけに英語を勉強する。
英語が少しできるようになる。
海外の仕事に挑戦する。
転職の選択肢が増える。
仕事でさらに英語を使う。
そうやって少しずつ行動が変わり、その結果として人生が変わっていきます。
私の場合は335点から始まりました。
そこから英語を学び続け、外資系企業への転職や海外部門での仕事、海外出張など、学生時代には想像していなかった経験をすることができました。
900点はゴールではありません。
でも、自分の世界を広げるための強力な武器にはなる。
これは実際に900点まで勉強してきた今でも、そう思っています。
あなたが今800点台で伸び悩んでいるなら、もう少しだけ頑張ってみてください。
900点の先には、スコア以上のものが待っているかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
はるパパ









