TOEIC800点台と900点の違いは?840点→905点で感じたリアルな変化

本記事では「TOEIC800点台だったときと900点を取得したときのリアルな感覚の違い」について解説します。
TOEIC800点台で絶賛伸び悩み中のあなた!
「800点台と900点では、実際にどれくらい英語力が違うの?」
「900点を取れる人は、試験中にどんな感覚で問題を解いているの?」
「自分には何が足りないんだろう?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
私はあります。笑
私もモレなく「伸び悩み」を経験しました。
30歳くらいでTOEIC840点を取得したものの、900点にはどうしても届かず。
「もうどんなに勉強しても無理だな・・・」
とあきらめてから10年以上が経過しました。
ところが40代になって一念発起。
約5か月・210時間の学習を経て、ついに905点を取得することができました!
私のスコアは905点なので、900点台の中ではちょうどボーダーラインです。
でも、実際に900点を超えてみると、800点台のころとは試験中の感覚が明らかに違うことに気づきました。
特に大きく違ったのがリーディングです。
840点のころは最後の10問がほぼ塗り絵だったのに、905点を取ったときは10分も時間が余ったのです。
かつての私からすると、信じられない話です。
この記事では、実際に840点と905点を取得したときの感覚を、Part1からPart7まで比較します。
この記事では、840点と905点の試験中の感覚をPart別に比較します。
900点を目指すために何が足りないのか、具体的にイメージするヒントになればうれしいです。
本記事をオススメする人
- TOEIC800点台で絶賛伸び悩み中
- 800点台と900点の実力差を知りたい
- 900点を取るには何が足りないのか分からない
- 勉強のモチベーションが上がらない
本記事の筆者(はるパパ)
- 日本生まれ日本育ち。海外留学・在住経験なし
- 学生時代TOEIC335点から英語を学び直して905点に到達
- 外資系企業や日系大手企業の海外部門で勤務経験あり
- 40代になってから約5か月・210時間の学習で900点突破
それでは早速解説していきます!
TOEIC800点台と900点の違いは?840点と905点を比較
まずは、私が840点だったときと905点を取得したときのスコアを比較してみましょう。
| 項目 | 840点 | 905点 | 差 |
| リスニング | 435点 | 455点 | +20点 |
| リーディング | 405点 | 450点 | +45点 |
| 合計 | 840点 | 905点 | +65点 |

ご覧のとおり、リスニングもリーディングもスコアアップしています。
ただ、リスニングが20点アップしたのに対して、リーディングは45点アップしています。
つまり、私が900点を突破できた最大の要因はリーディング力の向上だったのです。

もちろん、800点台と900点台の違いは人によって異なります。
リスニングが苦手な人もいれば、リーディングが苦手な人もいるでしょう。
ただ、私自身が感じた最も大きな違いは「英文を正確に、速く理解できるようになったこと」でした。
その結果、試験中の焦りが大きく減ったのです。
では、具体的に何が違ったのか。
リスニングとリーディングに分けて解説します。
TOEIC800点台と900点の違い① リスニングの感覚
まずはリスニングセクションです。
840点のときは435点、905点のときは455点でした。
20点の違いですが、実際の聞き取りの感覚は少し違っていました。
ざっくり比較すると以下のとおりです。
| Part | 840点のとき | 905点のとき |
| Part1 | ほぼ理解できる | 余裕を持って理解できる |
| Part2 | 8割程度理解 | 9割程度理解 |
| Part3 | 7割程度理解 | 8割程度理解 |
| Part4 | 8割程度理解 | 9割程度理解 |
※理解度は私自身の体感です。実際の正答率ではありません。
それぞれ詳しく解説します。
Part1|800点台でもほとんど聞き取れる
Part1は写真描写問題です。
正直、840点だったころからそれほど苦労していませんでした。
ごくまれに知らない単語が出てきて回答に迷うことはありましたが、基本的には余裕を持って解けるレベルです。
905点を取得したときは、知らない単語に出会うこともほとんどなくなりました。
ただ、このPartについては800点台と900点台で大きな違いを感じませんでした。
Part2|消去法から自信を持って回答できるように
Part2は質問に対する適切な応答を選ぶ問題です。
840点のころは、質問の8割程度を理解できていた感覚です。
ただし、応答の選択肢を完全に理解できないこともありました。
そんなときは消去法を使って正解を導き出します。
一方、905点を取得したときは、9割程度は理解できていたと思います。
選択肢の意味も分かるため、自信を持って回答できるようになりました。
つまり、840点のころは消去法も使いながら正解を探していたのに対し、905点のときは理解したうえで正解を選べるようになったという違いです。
この差は、試験中の安心感にもつながりました。
Part3|複数人の会話についていけるようになった
Part3は会話問題です。
個人的には、リスニングで最も苦手だったPartです。
840点のころは7割程度理解できていた感覚ですが、急に別の人が話し始めると、一瞬固まってしまうことがありました。
「あれ?今誰が話しているんだ?」
そんなことを考えているうちに、会話がどんどん進んでしまうのです。
そして、気づいたときには何を話しているのか分からなくなっている・・・。
こんな経験はありませんか?
905点を取得したときは、理解度が8割程度まで上がりました。
ただ、それ以上に違ったのは、話し手が切り替わっても焦らずについていけるようになったことです。
多少聞き取れない部分があっても、会話の流れを追い続けられるようになりました。
これはかなり大きな変化でした。
Part4|聞き取れる割合が増え、回答への自信も向上
Part4は一人の話し手による説明文問題です。
840点のころから8割程度は理解できていました。
Part3と違って話し手が一人なので、文脈をたどりながら理解しやすいのです。
905点のときは9割程度まで理解度が上がりました。
選択肢も理解できるため、自信を持って回答できるようになりました。
Part2と同様、聞き取れる情報が増えるだけでなく、正解を選ぶときの迷いが少なくなった感覚です。
リスニングの最大の違いは「焦らなくなったこと」

ここまで読んでいただくと、もうお気づきかもしれません。
リスニングの理解度が劇的に上がったわけではありません。
840点のころも、それなりには聞き取れていました。
ただ、905点のときは、聞き取れる範囲が広がるとともに、聞き取れない部分があっても焦らなくなったのです。
TOEICのリスニングは一度しか音声が流れません。
一つの文章が理解できなかったからといって、いつまでも考えているわけにはいきません。
840点のころは、分からない部分があると焦ってしまい、その後の問題にも影響することがありました。
905点のときは、多少分からなくても気持ちを切り替えられるようになりました。
ただし、905点でもすべての英語が聞き取れるわけではありません。
900点を取ったら英語が完璧に理解できるようになる、なんてことはないのです。笑
TOEIC800点台と900点の違い② リーディングの感覚
さて、ここからが本題です。
私が840点から905点になって最も大きな変化を感じたのが、リーディングセクションです。
スコアは405点から450点へ、45点アップしました。
でも、実際の試験中の感覚は45点以上に違っていました。
まず、比較表をご覧ください。
| Part | 840点のとき | 905点のとき |
| Part5 | 急いで回答。9割程度自信あり | ほぼ自信を持って回答 |
| Part6 | 時間をかけずに回答 | ほぼ自信を持って回答 |
| Part7 | 最後の10問はほぼ塗り絵 | 約10分余る。塗り絵なし |
※840点を取得した当時と905点を取得したときでは、2016年のTOEIC出題形式変更を挟んでいます。問題数は同じ200問ですが、Partごとの問題数や出題内容は異なります。そのため、単純に比較できるものではありませんが、試験中に感じた余裕の違いとして紹介しています。
どうでしょうか?
特にPart7の違いが目立ちますよね。
Part5・Part6|急いで解く感覚から、確実に解く感覚へ
840点のころは、Part5とPart6をとにかく短時間で解くことを意識していました。
理由は簡単です。
Part7の時間を確保したかったからです。
Part5・Part6の問題自体は、当時から9割程度は自信を持って回答できていたと思います。
ただ、時間を気にするあまり、迷った問題もじっくり考えられませんでした。
905点を取得したときは、ほとんどの問題に自信を持って回答できるようになりました。
文法や語彙の知識が身についたことで、問題を見てすぐに答えが分かることも増えました。
Part5・Part6は合計20分以内で解くことを意識していましたが、以前ほど焦る必要がなくなりました。
ここで大切なのは、単に解くスピードが速くなったことではありません。
正確に解けるようになった結果、自然と解答時間も短くなったのです。
Part7|最後の10問が塗り絵から、10分余るようになった
さて、最も大きな違いを感じたのがPart7です。
840点のころは、とにかく最後まで読み切るのに必死でした。
英文を読み、設問を確認して、もう一度英文を読み返す。
そんなことを繰り返していると、あっという間に時間がなくなります。
最後の10問はほとんど塗り絵、あるいはそれに近い状態でした。
「最後まで解き終わる人って、いったいどんな英語力なんだろう?」
本気でそう思っていました。
ちなみに、私の奥様もTOEIC900点ホルダーです。
以前、妻から「リーディングは時間が余る」と聞いたことがありました。
当時の私は、まったく信じられませんでした。
あれだけ時間が足りないのに、どうやったら時間が余るんだと・・・。笑
ところが、です。
905点を取得したとき、私自身も同じ経験をすることになりました。
なんとPart7を最後まで解き終わって、10分ほど時間が余ったのです。
もちろん、勘でマークした問題はありません。
840点のころは最後の10問が塗り絵。
905点のときは10分余る。
自分でも驚くくらい大きな変化でした。

英文を読むスピードが上がったことで、文章を何度も読み返す必要が減りました。
また、設問に必要な情報を探すのも以前よりスムーズになりました。
時間に追われることなく、落ち着いて問題に取り組めるようになったのです。
私にとって、これが800点台と900点の最大の違いでした。
ただし、900点を取る人が全員10分余るわけではありません。
あくまで私自身の経験です。
それでも、リーディングの時間不足に悩んでいる人にとって、900点突破の一つの目安になるのではないでしょうか。
TOEIC840点から905点になって変わったことは3つ
ここまでリスニングとリーディングを比較してきました。
では、840点から905点になったとき、英語力の何が変わったのでしょうか?
私自身の経験から振り返ると、大きく3つあります。
① 英文を読むスピードが上がった
最も大きな変化は、英文を読むスピードです。
実は、私はTOEIC対策を10年以上していませんでした。
800点台で伸び悩み、900点をあきらめてしまったからです。
ただし、その間も英語にまったく触れていなかったわけではありません。
仕事で日常的に英語のビジネス文書を読む機会がありました。
メール、報告書、資料など、仕事で必要な英文を読み続けていたのです。
気づけば、TOEICのPart7に出てくるようなビジネス文書であれば、スラスラ読めるようになっていました。
そして40代になってTOEICの学習を再開したところ、以前よりも英文を読むスピードが上がっていることに気づきました。
もちろん、仕事で英語を読んでいれば誰でも速くなるという話ではありません。
ただ、私の場合は、日常的に英文に触れていたことが大きかったと思います。
② 語彙力と文法力の穴が埋まった
もう一つの変化は、語彙力と文法力です。
すでに800点台に到達していたら、語彙力と文法力はかなりのレベルにあるはずです。
でも、これが意外と落とし穴なのです。
「自分はもう文法を理解している」
「単語も十分覚えている」
そんなふうに思っていても、実際には知識に穴があるかもしれません。
私自身、900点への再挑戦では、語彙と文法を徹底的に復習しました。
使った教材は以下の2冊です。
- 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』
- 『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』
新しい教材に次々と手を出すのではなく、繰り返し解いて知識の穴を埋めました。
その結果、905点を取得したときの公式スコアレポートでは、語彙力と文法力の評価項目がどちらも100%でした。

これは素直にうれしかったですね!
もちろん、英語のすべての単語や文法をマスターしたわけではありません。
ただ、TOEICで必要とされる知識の穴を埋めることができたのだと思います。
800点台で伸び悩んでいるなら、まずは自分がすでに知っているつもりの知識を疑ってみる。
これも大切だと感じました。
③ 時間に追われず、余裕を持って解けるようになった
そして3つ目が、精神的な余裕です。
840点のころは、とにかく時間との戦いでした。
リスニングでは聞き逃さないように必死。
リーディングでは、最後まで解き終わるために必死。
常に何かに追われている感覚でした。
ところが905点のときは、そうした焦りがかなり減りました。
リスニングでは多少聞き逃しても慌てなくなり、リーディングでは最後まで解き終わる見通しが立つようになりました。
英語力が向上したから余裕が生まれたのか。
余裕が生まれたから本来の英語力を発揮できたのか。
おそらく両方なのだと思います。
800点台と900点の違いは、知識の量だけでなく、持っている英語力を安定して発揮できるかどうかにもある。
私はそんなふうに感じています。
TOEIC800点台から900点を目指すなら何を勉強する?
さて、ここまで読んでくださったあなた。
「違いは分かったけど、じゃあ何を勉強すればいいの?」
そんな疑問が出てくると思います。
私自身の経験から、特に意識してほしいのは次の2つです。
① 語彙力と文法力の穴を埋める
まずは、自分の語彙力と文法力を確認してみましょう。
TOEICの公式スコアレポートには、項目別の評価が記載されています。
そこで語彙力や文法力の評価が低いのであれば、改善の余地があります。
800点台まで来ている人であれば、基礎的な知識はすでにかなり身についているはずです。
だからこそ、難しい単語を次々と覚える前に、今まで勉強してきた知識の穴を埋めてみてください。
知っているはずなのに間違える。
見たことはあるけど意味が出てこない。
そんな問題を一つずつ減らしていくのです。
私は『金のフレーズ』と『でる1000問』を繰り返すことで、知識の精度を高めました。
② 英文を速く正確に読む練習をする
もう一つは、英文を読むスピードを上げることです。
特にPart7で時間が足りない人は、ここを強化する価値があると思います。
私がオススメするのは、同じ文章を繰り返し読むことです。
一度読んで終わりではありません。
時間を計りながら読み、分からない単語や文法を確認し、もう一度読む。
これを繰り返してみてください。
「同じ文章を読んだら内容を覚えてしまうのでは?」
そんな心配があるかもしれません。
でも、それでもいいのです。
文章のパターンが頭の中にインストールされてきている証拠です。
もちろん、初見の英文でも読めるかを確認する必要はあります。
ただ、たくさんの参考書に手を出す必要はありません。
ひたすら読んで、読んで、読みまくってください!
英文を速く正確に読めるようになれば、Part7だけでなくPart5・Part6でも余裕が生まれます。
私自身、これが900点突破の大きなポイントだったと感じています。
なお、私が800点台から900点突破に向けて取り組んだ具体的な勉強法や教材、勉強時間については、以下の記事で詳しく紹介しています。
40代からTOEIC900点を取った勉強法|800点台から5か月・210時間で達成|これから人生研究会
TOEIC900点でも英語が完璧になるわけではない
ここまで840点と905点の違いを紹介してきました。
ただ、900点を取ったからといって、英語が完璧になるわけではありません。
私自身、905点を取ったときも聞き取れない英語はありましたし、英語をペラペラ話せるわけでもありませんでした。
それでも、以前より英文を読むのが楽になり、試験中にも余裕が生まれたのは確かです。
900点は英語学習のゴールではなく、一つの通過点。
これが、実際に900点を取って感じたことです。
なお、TOEIC900点を取ることで仕事や人生にどんな変化があったのかについては、以下の記事で紹介しています。
TOEIC900点はすごい?取得者の割合と取ってわかった価値・人生の変化|これから人生研究会
まとめ|TOEIC800点台と900点の最大の違いは「正確さと余裕」
本記事では、私が840点から905点を取得したときのリアルな感覚の違いについて解説しました。
最後にポイントをまとめます。
| 比較項目 | 840点のころ | 905点のとき |
| リスニング | 聞き逃すと焦る | 落ち着いて対応できる |
| 語彙・文法 | 知識に穴がある | 自信を持って回答できる |
| リーディング | 最後まで解くのに必死 | 余裕を持って解ける |
| Part7 | 最後の10問はほぼ塗り絵 | 約10分余る |
| 試験中の感覚 | 時間に追われる | 焦らず実力を発揮できる |
もちろん、これは私自身の経験です。
900点を取得した人が全員同じ感覚になるわけではありません。
ただ、私にとって800点台と900点の最大の違いは、英文を理解する正確さとスピードが上がり、試験中に余裕が生まれたことでした。
私はかつて800点台で伸び悩み、「もう900点なんて無理だな」とあきらめました。
でも、10年以上経ってから再挑戦し、40代で900点を突破することができました。
だからこそ、今800点台で伸び悩んでいるあなたにお伝えしたいです。
すでに800点台まで到達しているのであれば、900点は決して手の届かない目標ではありません。
自分に何が足りないのかを見極め、一つずつ改善していきましょう。
何歳になっても、勉強を始めるなら今が最高の機会です。
この記事にたどり着いたのであれば、あなたももう一度900点を目指す心の準備はできていますよね。
ぜひあきらめずにがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
はるパパ









