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外資系への道

外資系企業の部長の年収はどれくらい?部長になる方法や必要なスキルも解説。

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外資系企業の年収は業種が同じであれば日系企業に比べると高い傾向があります。

もちろん上のポジションになるほど年収は高くなります。

今回は外資系企業で部長職になったらもらえる年収や求められるスキルを解説します。

ニューヨークに本社がある外資系メーカーに6年半いた経験に基づいたリアルな内容です。

部長ともなるとかなりの高給ですがやはり責任も重くなるので、コスパ的にどうかということについても考察してみたいと思います。

いつか外資系企業に入って出世を目指したいというあなた!

ぜひ参考にしてみてください。

本記事はこんな人にオススメ
  • 外資系企業部長の給与水準に興味がある
  • 外資系企業で出世する方法を知りたい
  • 求められるスキルを知りたい

外資系業の平均年収は高い

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外資系企業の年収は高いです。

例えば今も私が属している食品業界の平均給与は412万円です(参考:doda平均年収ランキング)。

一方、外資系の食品企業として知られるネスレジャパンの平均年収は約700万円、レッドブルジャパンは約730万円です(参考:平均年収.JP 外資系企業の年収一覧)。

私がいた外資系企業はB2B企業(Business to Businessの商売、すなわち企業がお客さん)なので一般の方が知っているような会社ではないものの、ニューヨーク証券取引所にも上場している老舗のグローバル企業です。

けれども日本法人としては100人規模の中小企業。

そんな小さな会社でも平均年収750~850万円くらいの水準でした(はるパパ調べ)。

社員の99%は転職での入社なので、転職元の会社を見ればだいたいの年収の予想がつきます。

外資系企業では日系企業と異なり、職種によって給与体系が大きく異なります。

日本だと営業、技術、経理等、どんな職種で入社してもベース給与はだいたい同じですよね(手当の違いはありますが)。

私がいた会社はメーカーだったこともあり営業職と技術職の給料が特に高く40代半ばには年収1,000万円の大台が見えてきます(間接部門や工場勤務だと低めの傾向)。

食品業界の平均年収412万円であるならば、年収1,000万円もらえるのはほんの一握りの企業です。

そういった点では中小企業規模なのに、高い給与水準というのは魅力的ですね。

外資系企業のマネージャーの給与がどういうふうに決まっているか、実際の明細書も公開しながら解説した記事も参考になります。

日本一詳しくまとめています。(たぶん)

>>>外資系企業マネージャーの年収はどう決まる?【実際の明細を大公開】

外資系企業部長職の年収は非常に高い

外資系企業の年収は仕事内容・役割でベース給与のレンジが決まっています。

当時、私がいた外資系企業の部長職はベース給与の中央値が1,500万円くらいでした。

部門によって多少違いますが、営業部長や研究開発部長は比較的高いようです(メーカーの場合)。

ベース給与は成績に基づいて毎年ベースアップしていき、2,000万円くらいまでは狙えるレンジが設定されていました。

さらに「インセンティブ」という成果連動ボーナス(基本は年俸の12.5%で成績に応じて0~20%)も付与されるので、期待通りの働きをすれば1,700万円くらいになります。

日本の全企業の部長職の平均給与が1,064万円(参考:平均年収.JP)なのでかなり高い水準です。

外資系企業のインセンティブについては、以下の記事が参考になります。

>>>外資系企業にボーナスはある?いつもらえる?日系企業との違いも解説

外資系企業の部長になるコースは2つ

そんなに高い給料をもらえるなら外資系企業の部長に挑戦してみたいと少しは思いませんか?

ではどうやったら外資系企業の部長になれるのかを解説します。

外資系企業の部長になる方法は大きく2つあります。

一つは同じ会社で実績を積み上げて部長になるコース

もう一つは同業他社に転職して部長になるコースです。

①実績を積み上げて部長を目指すコース

同じ会社で実績を積み上げて部長になるコースは日本で出世するのと同じです。

世界的大手企業でも日本では中小企業並みの規模なので、中小企業で出世を目指すイメージです。

社長に気に入られないといけないですし、それなりに実績も出す必要があります。

本社や日本を統括するエリアのトップにも顔と名前を売っておかなければいけません。

外資系企業は成果主義というイメージが強いかもしれませんが、案外好き嫌いで人事が決まるので社内人脈もそれなりに重要です。

②同業他社に転職して部長になるコース

もう一つのコースは部長職ポジションを募集している企業に応募して採用されることです。

同業の企業が多い場合は、チャンスが多いと言えます。

外資系企業はイメージされているとおり、人の入れ替わりが多いので業界のことを理解し実務もできてマネジメントまでできる人が育たず、意外と少ないのです。

外資系企業は人を育てるというよりは、他から取ってくるという考え方。

私がいた会社も人事部長、研究部長、品証部長は外部からの転職で採用していました。

営業部長も私がいる6年で3人変わりましたが2人は転職コースで1人は中から出世コースでした。

また外資系企業で働く人の多くは一生同じ会社にいる前提ではいません。

上のポストが詰まっている場合は同じ会社にいても給料を上げることは難しいと分かっているので、より高い給料と高いポジションを目指して転職を繰り返します。

ところで外資系企業には退職金制度がないということを聞いたことはありませんか?

みんな転職前提なので退職金の分だけ年収に振り分けて優秀な人材を集めたほうが良いという考え方なのです。

とにかく未経験でも外資系企業に入社して経験を積みながらそのまま上に上がれそうなら同じ会社でがんばって、「この会社はポジションが詰まっている」と感じたら同業他社に転職して出世していくという方法が最も効率的です。

部長レベルのポジションはヘッドハンティングで採用される場合も多いです。

ヘッドハンティングについては以下の記事にまとめています。

>>>【体験談】外資系企業時代にヘッドハンティングを受けて転職してみました。

外資系企業の部長に必要なスキルとは

Expert recruit

では「部長になるコースは分かった。でもどんなスキルがあればいいの?」という疑問にお答えします。

外資系企業は人が少ないです。

よく言えば少数精鋭。

そんな外資系企業の部長に求められるスキルを解説します。

幅広い業務経験・知識

外資系企業で働く人はその道のスペシャリスト集団です。

そんな人たちをまとめ上げるには幅広い業務経験や知識を持っている必要があります。

営業部長の場合は、自らも担当顧客を持つプレイングマネージャーとして最前線で働くケースも多いです。

精神的なタフさ

外資系企業の部長に求められる能力の中で「強靭な精神力」が最も大切です。

中小企業と同じくらいの規模の会社だと社長との距離がとにかく近いです。

社長は基本的には海外本社の意向を踏まえ常に部長に指示を出してきます。

最前線でプレイングマネージャーとして働きながら、部下のマネージメントをしてかつ社長の指示にも応えなければいけません。

しかも自分だけでなく部門全体の責任を持たされるので、タフな精神力が必要です。

英語力

部長職になるとある程度の英語力が必要となります。

部長になるまでははっきり言って英語力皆無でも何とかなります。

私がいた営業部門の40代後半の先輩社員はTOEIC200点台でしたが、営業成績は良かったので何も問題なく働いていました。

でもやっぱり部長になるとそうはいきません。

部長になると本社や日本法人が属するエリアのヘッドクウォーターにいる外国人と密に連携を取る必要があり日常的に英語で話したり、会議をしたりする必要がでてきます。

当然ながらメールも英語で読み書きするので英語の読む・聞く・書く・話すの4技能をフルに活用しなければいけません。

英語をやりたくないから部長になりたくないという人は案外多いです。

個人的な感覚ですがTOEIC L&Rテストで700~800点くらいあれば十分です。

「えっ、結構難しくない?」と感じるかもしれませんが、これくらいのレベルであれば社会人からゼロで初めても到達可能です。

英語の勉強法についても記事をまとめているので参考にしてください。

>>忙しい社会人がゼロから独学で英語を効率よく勉強して習得する方法を解説。

マネージメント能力

マネージメント能力といっても色々あるので具体的な例を挙げて説明します。

部下はみんなスペシャリストのためプライドを持って働いていますし、外資系企業にくるような人なので自立的に動く(悪く言うとコントロールが効きにくい)人が多いです。

そんな人たちを同じ方向に向けてリードする必要があるので、強いリーダーシップが必要。

また社長も海外からの要請を受けて指示を出してくるので、それもうまくさばきながら部下たちを動かしていく必要があります。

いわゆる中間管理職として立ち回る力が求められます。

しかも自分もプレイングマネージャーとして動く必要がある小さな会社だと、タイムマネージメント力もないと忙殺されてしまいます。

日系企業から外資系企業に初めて転職するのであれば、「会社の雰囲気」も気になりますよね。

そんなあなたに、以下の記事も参考になります。

>>>外資系企業の雰囲気になじめるか心配なあなたに実際のところをご紹介します。

また外資系企業で成果を出せるか少し不安なら、成果を出すコツも解説しています。

>>>外資系企業と日系企業と評価制度の違いと評価されるコツ3選を解説。

まとめ

求められるスキルをすべて満たすことは難しいかもしれないですが、何か一つで他の人より優れている点があれば一点突破できる可能性は十分あります。

特に精神的なタフさがあれば何とかなるという印象です。

私がいた時に上司になった部長や他の部門の部長を見ても「あっけらかん」としている人が多かったです。

部長職は責任を取らされる役回りが多く、何か大きな問題が発生すると矢面に立たされる点では割が悪いという側面はあります。

でもその分年収が高いのです。

営業部長は数字の責任を取らされるので、私個人としてはあまり年収に対するコスパはいいとは思えません。

でも研究開発部、品質保証部、財務部、人事部の部長職は比較的コスパはいいです。

なぜなら評価指標が定性的なので営業部長のように明確にいい悪いが評価できない部分が多いからです(営業部長は売上と利益だけで評価される傾向が強い)。

英語力以外は日系中小企業と同じと考えてもらえばだいたいイメージは合っています。

逆に言うと英語力さえあれば、外資系企業の部長になれるチャンスは十分にあります。

外資系企業は人を育てるというより、人を他から採用するという考え方です。

他の外資系企業に経験者がいないことが多く、日系企業から採用するケースは少なくありません。

外資系企業に興味を持ったら、まず転職エージェントに登録してみましょう。

「転職エージェントって何?」という場合は以下の記事も参考にしてください。

>>>転職エージェントのことを簡単に解説【外資系企業への転職には必須】

最後までお読みいただき、ありがとうございました!