こんにちは、はるパパです。

「このまま資産形成を続けたら、私はいつ会社を辞めても大丈夫な状態になれるのだろう?」

数年前にこの記事を書いたとき、私はそんなことを考えていました。

当時も貯蓄率は50%を超えていましたが、今ほど資産があったわけではありません。

そのため、

「あと何年働けばFIREできるのか?」

というのが、私にとってかなり現実的な問いでした。

それから数年。

仕事を続けながら貯蓄と投資を積み重ねたことに加え、運用による資産の増加もあり、現在の金融資産は1.3億円を超える水準まで増えました。

子ども3人を育てながら、現在も貯蓄率50%を超える家計を維持しています。

我が家がどのように家計を整え、貯蓄率を高めながら資産形成してきたのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

子ども3人でも資産1億円を築けた理由|人生を豊かにする家計管理と貯蓄率|これから人生研究会

そして、ここまで資産形成が進んだことで、私の中の問いも少し変わってきました。

以前は、

「いつFIREできるのか?」

を考えていました。

今はむしろ、

「FIREできる状態になったとして、私はいつ会社を辞めたいのか?」

を考えるようになっています。

もちろん、子ども3人の教育費など、これから大きな支出もあります。

そのため「もう働く必要はまったくない」と考えているわけではありません。

ただ、現在の資産や今後の収支をシミュレーションしてみると、少なくとも「FIREできるかどうか」だけを心配する段階から、「いつFIREするか」を考える段階へ近づいてきたと感じています。

それでも、私は今のところ50歳を一つの区切りにしています。

理由はお金だけではありません。

今の仕事を中途半端な状態で終わらせたくない。

FIRE後に何をするのかを考え、準備する時間がほしい。

そして、

本当に会社員という立場を手放してよいのか、自分自身の覚悟を確かめたい。

そんな気持ちがあるからです。

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略で、一般的には「経済的自立と早期リタイア」を意味します。

ただ、私にとってFIREの目的は、単に仕事を辞めることではありません。

家族との時間を増やす。

好きな仕事を選ぶ。

新しいことに挑戦する。

お金の不安を減らして、そんな「人生の選択肢」を持てる状態になることです。

この記事では、現在の我が家の資産や家計をもとに、本当にFIREできる状態まで来ているのかを改めて確認します。

そしてそのうえで、

「経済的にFIREできること」と「実際に会社を辞めること」は同じなのか?

今の私が考えている「辞めどき」についても書いてみたいと思います。

この記事を書いた人
  • 40代会社員、子ども3人の父
  • 26歳で投資に失敗し、いったん投資から離れる
  • 40歳で投資を再開。家計改善とキャリアアップで資産形成
  • 現在は貯蓄率50%超、金融資産1億円超
  • 50歳を一つの区切りとして会社の「辞めどき」を考えている

①結論|「FIREできるか」より「いつFIREするか」を考える段階になった

結論からいうと、現在の私は「50歳にならなければFIREできない」とは考えていません。

4年前は約6,000万円だった金融資産が、現在は約1.3億円まで増えました。

その結果、「いつFIREできるか」ではなく「いつFIREするか」を考えられる段階になってきました。

まず現在の我が家の状況を整理します。

現在の我が家の状況

項目我が家の状況
年齢47歳
家族構成夫婦+子ども3人
金融資産約1.3億円
年間支出約550~600万円
年間貯蓄・投資額約600万円
貯蓄率50%超
現在地FIREが現実的な選択肢に
退職を考える時期50歳頃

数年前は、「50歳までにFIREできればいいな」くらいに考えていました。

しかし現在は、50歳にならなければFIREできないとは考えていません。

現在の資産額や今後の収支を考えると、1年以内に退職することも現実的な選択肢になりつつあります。

もちろん、株式市場が大きく下落する可能性もありますし、子ども3人の教育費もこれからかかります。

それでも、今後の収入や支出、運用資産、退職金などを含めてシミュレーションすると、長期的に資産が枯渇するリスクはかなり低くなってきたと考えています。

それでも私は、今のところ50歳を一つの区切りにしています。

50歳は「FIRE達成の年」ではなく「会社員卒業の一区切り」

4年前、このページを最初に書いた頃の金融資産は約6,000万円でした。

当時は、子ども3人を育てながら都内で暮らし続けることを考えると、

「今会社を辞めるには、まだ少し心許ない」

と感じていました。

その後もコツコツと投資を続け、株式市場の上昇にも支えられて、現在の金融資産は約1.3億円まで増えました。

今では、

「50歳まで待たなくても、経済的には退職できるかもしれない」

と考えるようになっています。

そのため、私にとって50歳は、

「ようやくFIREを達成する年」

ではありません。

むしろ、

「会社員を卒業する一つの区切り」

という感覚に近くなっています。

では、なぜ今すぐ会社を辞めないのでしょうか。

理由は大きく3つあります。

  • 今の仕事をきちんと終えたい
  • FIRE後の生活を準備してから辞めたい
  • 本当に会社員という立場を手放したいのか、自分の覚悟を確かめたい

私は20年以上、会社員として働いてきました。

だからこそ、最後の数年間を「もうFIREできそうだから」と消化試合のように過ごすことには、あまり納得感がありません。

できることなら、会社員として自分なりにやり切ったと思える状態で卒業したいと考えています。

また、FIRE後の生活についても、まだすべてが決まっているわけではありません。

退職してから慌てて次の生き方を探すのではなく、会社員でいるうちに準備する時間がほしいと思っています。

そして何より、

「本当に会社員という立場を手放してよいのか?」

自分自身の気持ちも確かめたい。

経済的に退職できることと、自分が納得して退職できることは、同じではないのだと思います。

そんな理由から、私は50歳を一つの区切りにしています。

50歳までの約3年間は、FIREするためにお金を貯める期間というよりも、

自分が納得して次の人生へ進むための準備期間

と考えています。

「いつFIREできるか」から「いつFIREするか」へ

② 今会社を辞めても大丈夫?我が家のFIREを数字で検証

前章で「いつFIREするか」と思えるようになったとお伝えしました。

本章では、本当にFIREできるのかを数字で検証してみたいと思います。

47歳の今、すぐにやめた場合と、一つの区切りとしておいている50歳での試算の比較もしてみます。

シミュレーション前提

シミュレーションの前提は表の通りです。

項目前提
本人年齢47歳
妻年齢48歳
子ども3人
現在の金融資産

※2026年8月時点

約1億3,368万円
預金約1,943万円
投資資産約1億1,425万円
比較ケース47歳退職 / 50歳退職
妻の退職時期本人と同時期
47歳退職時の退職金700万円
50歳退職時の退職金2,000万円
投資資産の想定利回り年5%
平均年間支出約600万円
年間支出のピーク52歳頃の約920万円
公的年金本人180万円/年、妻120万円/年
年金受給開始それぞれ70歳から
試算期間本人79歳まで

※シミュレーションをシンプルにするため、勤務先固有の制度による退職後の収入などは考慮していません。

妻は私が退職後も働くつもりですが、試算では夫婦とも同時に退職し給与収入がなくなる前提としています。

実際よりもやや厳しめの条件で、資産がどのように推移するかを確認するためです。

公的年金については、夫婦とも70歳まで繰下げて受給する前提としました。

将来の制度変更や実際の受給額は予測できないため、現時点での想定に基づく試算です。

現在勤めている会社は50歳未満だと退職金は減額となる一方、50歳を超えると満額もらえるのに加え、早期退職制度により積み増し退職金があります。

こうした点も50歳以上で退職するか否かで、無視できない点です。

試算の期間は私が79歳までです。

末子の教育費負担がほぼ終わる60歳頃までの年間支出は、約600万円で試算しています。

47歳で夫婦ともに退職した場合

私が47歳の今すぐに退職した場合の資産推移は以下のようになりました。

本人年齢金融資産
47歳約1億3,368万円
48歳約1億4,197万円
49歳約1億4,253万円
50歳約1億4,302万円
52歳約1億3,814万円
55歳約1億3,256万円
58歳約1億2,937万円
60歳約1億3,086万円
65歳約1億3,847万円
69歳約1億4,786万円
70歳約1億5,399万円
79歳約2億2,413万円

ポイントは、教育費のピークを迎える50代に資産が減少するものの、最低でも約1億2,900万円残ることです。

最も資産が少なくなるのは58歳頃。

その後は子どもの教育費負担が小さくなり、運用益が支出を上回り始め、資産が再び増加します。

つまり今回の前提では、

47歳で夫婦とも退職しても、3人の教育費を負担しながら金融資産は1億円を一度も割らない

という結果になりました。

52歳は年間支出約920万円、収入36万円(児童手当分)なので、年間収支だけを見ると▲884万円です。

それでも資産全体では持ちこたえているのは、1億円超の投資資産を保有しているためです。

50歳まで夫婦ともに働いた場合

では次に50歳で退職した場合、どのような試算推移になるでしょうか?

本人年齢50歳で退職した場合の金融資産
47歳約1億3,368万円
48歳約1億4,533万円
49歳約1億5,659万円
50歳約1億8,848万円
52歳約1億8,811万円
55歳約1億9,003万円
58歳約1億9,547万円
60歳約2億342万円
65歳約2億3,009万円
69歳約2億5,825万円
70歳約2億6,965万円
79歳約4億9万円

50歳時には、

給与収入+3年間の運用+退職金2,000万円

によって、資産が約1億8,850万円まで増えます。

その直後に教育費のピークが来ても、52歳時点で約1億8,810万円。

つまり50歳退職ケースでは、教育費のピークでも資産をほとんど取り崩さずに通過できる試算になっています。

47歳と50歳で退職した場合の比較

次に47歳と50歳で退職した場合の資産推移を比較してみます。

比較項目47歳で退職50歳で退職
退職時期47歳50歳
現在の金融資産 ※2026年8月時点約1.34億円約1.34億円
退職金約700万円約2,000万円
50歳時点の金融資産約1.43億円約1.88億円
教育費ピーク時(52歳)の金融資産約1.38億円約1.88億円
退職後の最低資産額約1.29億円約1.45億円
60歳時点約1.31億円約2.03億円
70歳時点約1.54億円約2.70億円
79歳時点約2.24億円約4.00億円
教育費ピークへの余裕十分ありかなり大きい
資産面から見たFIRE現実的かなり余裕あり
位置づけ今すぐFIREする選択肢安心度を高めてからFIRE

グラフだとこのように比較できます。

47歳退職と50歳退職の資産推移比較

シミュレーションの結果、47歳で夫婦とも退職した場合でも、子ども3人の教育費を負担しながら金融資産は1億円を下回らない見込みとなりました。

一方、50歳まで働けば、給与からの貯蓄や運用益、退職金によって退職時の金融資産は約1.9億円となり、その後の余裕はさらに大きくなります。

つまり、50歳まで働かなければFIREできないわけではありません。経済的には47歳の現在でもFIREは現実的ですが、50歳まで働くことで安心度をさらに高められる、というのが今回の試算結果です。

※運用利回りは年5%で一定と仮定しています。実際の投資収益は毎年変動するため、この結果は将来の資産額を保証するものではありません。

③50歳までの3年間で「FIRE後の生活」を試してみる

前章のシミュレーションでは、一定の前提を置けば、今退職しても資産が枯渇する可能性は低そうだという結果になりました。

それでも冒頭でお伝えしたように、私は50歳を会社員人生の一つの区切りにしています。

ただし、50歳までの3年間を、資産を増やすためだけの期間にするつもりはありません。

むしろ、会社員でいるうちにFIRE後の生活を少しずつ試してみる期間にしたいと考えています。

FIRE後のお金の使い方を試運転する

FIREすると、お金の入り方も使い方も今とは変わるはずです。

私の給与収入はなくなりますが、だからといって生活を切り詰めるつもりはありません。

むしろ自由な時間が増える分、家族とのお出かけや旅行、学び、趣味などには今よりお金を使うかもしれません。

一方で、会社の飲み会や付き合いなど、仕事をしていることで発生していた支出は減っていくと思います。

そして、私にとって一番大きな変化は、資産を「増やす側」から「使う側」へ回ることです。

これまで長い間、資産が増えることを前提に生活してきました。

しかしFIRE後は、教育費などのライフイベントによって資産が一時的に減ることもあるでしょう。

そのときに、

「資産が減っても落ち着いていられるのか」

「どの資産から取り崩すのか」

「株価が大きく下がったときにどうするのか」

といったことも、今のうちから具体的に考えておきたいと思っています。

50歳までの3年間は、「増やす」から「使いながら守る」へ、お金との付き合い方を切り替える準備期間でもあります。

会社の外でできることを小さく始める

FIRE後は、お金だけでなく、社会とのつながりや生きがいをどう作るかも大切になるのではないかと思っています。

だから私は、会社を辞めてから新しいことを探すのではなく、会社員でいる今からいろいろなことを試しています。

ブログもその一つです。

ほかにも英検1級に挑戦したり、地域の子ども会の活動に参加したりしています。

これからは、小さな仕事や社会貢献活動など、会社の外でできることも少しずつ試してみたいと思っています。

確かめたいのは、

「会社という肩書きがなくても、誰かの役に立てるのか。そして自分自身の成長を感じられるのか」

ということです。

50歳までの3年間を、その答えを探す期間にもしたいと思っています。

「時間がある生活」が本当に自分に合うのか確かめる

もう一つ、確かめたいことがあります。

それは、

「時間がある生活は、本当に自分に合っているのか?」

ということです。

今は仕事、子育て、学び、ブログなど、比較的忙しい毎日を過ごしています。

FIREすると自由な時間は大きく増えます。

それは魅力的ですが、実際にその生活になったとき、自分がどう感じるかは分かりません。

そこで、有休なども活用しながら、

  • 平日に一人で自由に過ごす
  • 家族や子どもとの時間を増やす
  • 趣味や勉強に時間を使う
  • 一人旅をしてみる
  • あえて何もしない時間を過ごす

といった「FIRE後の生活」を少しずつ試してみたいと思っています。

実際に先日、有休を取って朝から夕方まで近所のサウナへ行き、休憩所でのんびり一日を過ごしてみました。

結果は、とても穏やかで快適でした。

「何か有意義なことをしなければ」と焦ることもなく、ゆっくり過ぎていく時間を楽しむことができました。

これからは一人旅をしてみたり、子どもと二人きりで一日過ごしてみたり、いろいろな「会社のない一日」を試してみたいと思っています。

そして50歳を迎える頃には、

「会社員でなくても、自分は毎日を楽しめそうだ」

そう思える状態になっていたらいいなと思います。

④貯蓄率50%超が人生を変えた

ここまで資産形成を続けてきたことで、以前は遠く感じていたFIREが、現実的な選択肢になってきました。

その大きな要因の一つが、貯蓄率50%を超える家計を維持してきたことだと考えています。

収入の半分以上を残し、そのお金をコツコツ投資する。

やっていること自体は、とてもシンプルです。

しかし、この積み重ねを数年間続けたことで、私の資産だけでなく、人生の選択肢そのものが大きく変わりました。

貯蓄率を高めるとFIREまでの距離は短くなる

FIREまでの期間を考えるうえで、貯蓄率はとても大きな要素です。

その関係をイメージしやすくしたのが、次のグラフです。

貯蓄率・投資リターンとFIREまでの距離(概念図)※初期資産ゼロ、一定の投資リターンなどの前提を置いた概念図です。

参考:ダイヤモンド・オンライン「FIRE 早期リタイアを目指すなら『年収』よりも『貯蓄率』を重視すべき理由」をもとに筆者作成

実際のFIREまでの期間は、現在の資産額、支出、税金、社会保険、運用成績などによって異なります。

このグラフを見ると、貯蓄率が高くなるほどFIREまでの年数が急速に短くなっていくことが分かります。

理由はシンプルです。

貯蓄率を高めると、

投資に回せるお金が増える

だけではありません。

支出が少なくなることで、

FIRE後の生活に必要な資産額も小さくなる

からです。

つまり、貯蓄率を高めることには、

「資産を増やすスピードを上げる」

ことと、

「FIREに必要な資産額を下げる」

という2つの効果があります。

もう一つ、このグラフを見て興味深いと感じるのが、貯蓄率が高くなるほど投資リターンの違いによる影響が小さくなっていくことです。

貯蓄率が低いところでは、年間リターンの違いによってFIREまでの年数に大きな差が生まれています。

一方、貯蓄率が高くなるにつれて、それぞれの線は近づいていきます。

この考え方は、私自身の資産形成の方針ともよく合っています。

私は、高い投資リターンを狙って大きなリスクを取ることよりも、自分でコントロールできる部分を大切にしたいと考えています。

株価が来年どれくらい上がるのかは、私には分かりません。

でも、

「いくら使うのか」
「いくら残すのか」
「余ったお金を投資し続けるのか」

は、自分で決めることができます。

だから私は、投資で一発逆転を狙うのではなく、貯蓄率を高く保ちながら、できるだけ長く穏やかに市場に居続けることを意識してきました。

振り返ってみると、その積み重ねがFIREまでの距離を大きく縮めてくれたのだと思います。

「我が家の世帯年収だったら、どれくらい貯蓄できるんだろう」

そんなふうに感じる方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【2026年版】世帯年収別の貯蓄率はどれくらい?総務省データから平均と目安を解説|これから人生研究会

我が家が貯蓄率50%を超えた方法

とはいえ、貯蓄率50%を達成するために、生活を切り詰め続けてきたわけではありません。

私が意識してきたのは、

「収入を増やす」
「無理なく支出を整える」
「余ったお金を淡々と投資する」

というシンプルな流れです。

特に大切にしてきたのは、何でも我慢して節約することではなく、満足度をできるだけ下げずに、家計全体を膨らませすぎないことでした。

収入が増えても、その分だけ生活水準を上げるのではなく、一部を貯蓄や投資へ回す。

そうした家計を続けた結果、貯蓄率50%超を無理なく維持できるようになりました。

我が家がどのように収入を増やし、支出を整え、貯蓄率50%超の家計を作ってきたのかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

子ども3人でも資産1億円を築けた理由|人生を豊かにする家計管理と貯蓄率|これから人生研究会

※FIREと貯蓄率の関係をもっと詳しく知りたい方へ

今回紹介した「貯蓄率を高めるほどFIREまでの期間が短くなる」という考え方は、『FIRE 最強の早期リタイア術』でも詳しく紹介されています。

貯蓄率とリタイアまでの年数を示したグラフも掲載されており、FIREを数字で考えるうえで参考になる一冊です。

⑤FIREは「仕事を辞めること」ではなく「選べること」

これまで私は、

「会社を辞められるだけのお金を作る」

ことを一つの目標にしてきました。

でも、実際にFIREが現実的なところまで近づいてみると、少し考え方が変わりました。

「辞める自由があるからこそ、辞めないという選択もできる。」

ということに気づいたからです。

経済的に会社へ依存する必要が小さくなれば、働き方にもいろいろな選択肢が生まれます。

  • 今のまま会社員を続ける
  • 働く時間を減らす
  • 自分がやりたい仕事に変える
  • 完全に仕事を辞める

どれか一つが正解なのではありません。

自分や家族にとって、そのとき一番よい生き方を選べる。

それこそが、経済的自立によって得られる一番大きなものなのではないかと、今は感じています。

以前の私にとって、FIREは「会社を辞めるための目標」でした。

でも今は、

FIREそのものが目的なのではなく、人生の選択肢を増やすための手段の一つ

だと考えています。

だから、50歳を一つの目安にしつつも、その年齢に必要以上に縛られる必要はないのかもしれません。

50歳までの3年間でいろいろな生き方を試しながら、

「自分はこれから、どんな時間の使い方をしたいのか」

を考えていきたいと思っています。

まとめ|「いつFIREできる?」から「いつFIREしたい?」へ

数年前の私は、

「このまま資産形成を続けたら、いつFIREできるのだろう?」

と考えていました。

それから貯蓄率50%超の家計を維持しながら資産形成を続け、金融資産は1億円を超えました。

今では、50歳まで働かなければFIREできないとは考えていません。

経済的には、すでに会社を辞めることも現実的な選択肢になってきました。

それでも私は、50歳を一つの区切りにしています。

今の仕事をきちんと終えること。

FIRE後の暮らしを少しずつ試してみること。

そして、本当に会社員という生き方を手放したいのか、自分自身で確かめること。

そのための時間が、今の私には必要だと感じているからです。

資産形成を始めた頃、FIREは「会社を辞めるための目標」でした。

でも今は少し違います。

私にとってFIREの一番大きな価値は、仕事を辞めることではなく、自分の人生を自分で選べる状態になることでした。

だから今の問いは、

「いつFIREできるのか?」ではなく、「いつFIREしたいのか?」

へ変わってきています。

そんなことを考えられるようになったこと自体が、これまで資産形成を続けてきた一番大きな成果なのかもしれません。

50歳までの3年間も、FIRE後の暮らしや働き方を少しずつ試していくつもりです。

その過程で気づいたことや、実際に試した結果についても、このブログで発信していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

はるパパ