子ども3人でも億り人になれた会社員が、実体験から伝えたいインデックス投資の始め方

こんにちは、はるパパです。
「老後資金が不安」
「子どもの教育費は足りるだろうか」
「投資を始めたいけれど、やっぱり怖い」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、私もまったく同じでした。
私は子ども3人を育てる40代の会社員です。
20代のころには投資で大きな失敗を経験し、一度は「もう二度と投資はしない」と決めました。
それでも家計を整え、学び直し、インデックス投資と出会ったことで、現在は1億円を超える資産を築き、50歳でFIREする人生プランを立てています。
この記事では、私自身の失敗と成功の両方をもとに、なぜインデックス投資が家族を持つ会社員に向いているのかを、できるだけわかりやすくお伝えします。
もしあなたが
「投資は気になるけれど、一歩が踏み出せない」
と思っているなら、きっと参考になるはずです。
✅ インデックス投資の基本
✅ 私が26歳で投資に失敗した理由
✅ 40代で投資を再開した理由
✅ 初心者でも始められる5ステップ
✅ はるパパ家の資産運用ルール
1. インデックス投資とは?

私の人生を変えてくれたインデックス投資とは何かをご紹介します。
インデックス投資とは、市場全体にまとめて投資する方法です。
一つの会社だけに投資するのではなく、日本や世界の数百〜数千社の企業に幅広く投資します。
そのため、ある会社の業績が悪くても、他の会社の成長が支えてくれることがあり、一社だけに投資するよりリスクを抑えやすいのが特徴です。
また、インデックス投資では「長期・積立・分散」が基本とされています。
毎月決まった金額をコツコツ積み立てることで、購入するタイミングも分散されます。
さらに、世界中の企業へ分散投資することで、一つの国や業種に偏るリスクも抑えられます。
一見すると地味な投資法ですが、世界中の多くの投資家に選ばれている理由があります。
それは、「長く続けるほど成果が期待しやすい」という再現性の高さです。
過去のデータを見ると、世界の株式市場は短期的には大きく上下を繰り返しながらも、長期では成長を続けてきました。
もちろん将来も同じ結果になる保証はありません。しかし、私自身は「未来を予測する」のではなく、「世界経済の成長を信じて長く持ち続ける」という考え方に魅力を感じています。
この”再現性の高さ”こそが、私がインデックス投資を選んだ一番の理由です。
2. 私が一度「投資をやめた」理由
実は私は、一度投資でほとんどの資産を失っています。
だからこそ今では、インデックス投資を軸とした長期投資を続けています。
このブログでは、成功談だけではなく失敗談も隠しません。
人生も投資も、失敗から学ぶことのほうが多いと私は考えているからです。
社会人になってすぐ、私は株式投資を始めました。
ローソク足やさまざまな投資指標を学びながら、個別株の売買を繰り返していました。
お年玉や社会人になって貯めたお金を投資し、わずか2年で資産は2倍以上になりました。
当時の私は、
「投資なんて簡単だ」
と完全に思い込んでいました。
そして次第に、
「もっと早く資産を増やせる方法はないか」
と考えるようになります。
そこで手を出したのが信用取引でした。
信用取引とは、お金を借りて自己資金の約3倍まで投資できる仕組みです。
利益が大きくなる可能性がある一方で、損失も同じように大きくなります。
自己資金だけなら最悪でも資産がゼロになるだけですが、信用取引では借りたお金まで失う可能性があります。
当時は新規公開株(IPO)ブームの真っただ中でした。
値動きが非常に大きく、私は信用取引でそうした銘柄を積極的に売買していました。
そんなある日、急きょ海外出張が決まりました。
当時は海外で個人の携帯電話やパソコンを使うことが難しく、出張中は株を売買できません。
いつもなら出張前にすべて清算していました。
ところが、その日は違いました。
「1週間くらいなら大丈夫だろう。」
自分の投資手法に絶対の自信があった私は、そのまま出張へ向かいました。
そして悲劇は起こります。
帰国後、真っ先に証券口座へログインしました。
画面に表示されたのは
「追証(追加保証金)」
の文字でした。
株価が急落し、追加でお金を入金しなければ強制的に売却される状態になっていたのです。
血の気が一気に引いていく感覚を、今でも覚えています。
追加で入金できるお金はありませんでした。
結果として強制的に清算され、保有していた資産の大半を失いました。
金額は約400万円。
社会人2年目の私には、あまりにも大きな金額でした。
「あぁ、もう人生終わった……」
心の底からそう思いました。
それ以来、私は証券口座を開くことすら怖くなりました。
「投資は危険なもの」
そう思い込み、市場から完全に離れます。
そして約15年間、投資をすることはありませんでした。
しかし今振り返ると、この大きな失敗があったからこそ、短期で利益を狙う投資ではなく、インデックス投資を軸とした長期・積立・分散という考え方にたどり着くことができました。
もしあの失敗がなければ、私は今でも短期売買を繰り返していたかもしれません。
遠回りでしたが、この経験こそが現在の資産形成につながる、大きな転機だったと思っています。
では、15年間も投資から離れていた私が、なぜ再び投資を始める決断をしたのでしょうか。
次の章では、私の考え方を180度変えた「インデックス投資との出会い」についてお話しします。
3. なぜ再び投資を始めたのか
投資を15年もやめていた私が、再び投資を始めるまでの経緯をお話しします。
人生最大の失敗を経験してから、私は
「もう二度と楽をしてお金を増やそうとは思わない」
そう心に決めました。
そして、
「地に足をつけて資産を築こう」
という考え方に変わりました。
ちょうど当時は、今の妻との結婚を考えていた時期でもあります。
まずは、お金について一から学び直そうと思い、FP3級の勉強を始めました。
ライフプランや保険、税金、年金などを学ぶ中で、結婚や子育てを見据えた資産計画の大切さを知りました。
そこで最初に始めたのが家計簿です。
毎月の収支を見える化し、無駄な支出を少しずつ減らしていきました。
この習慣は20年以上経った今でも続いています。
また、「もっと収入を増やそう」と考え、31歳で外資系企業へ転職しました。
さらに37歳で現在の会社へ転職し、年収を上げることができました。
収入は増えても生活レベルは変えませんでした。
家計簿を続けながら、浮いたお金をすべて貯蓄に回しました。
その結果、41歳になる頃には、結婚して3人の子どもにも恵まれも支出は増えましたが、貯金だけで4,800万円まで資産を増やすことができました。
当時の私は、
「やっぱり、貯金が一番安心だ。」
そう信じていました。
そんなある日、何気なく見ていたYouTubeで
「インデックス投資」
という言葉を知ります。
最初は、
「また危ない投資の話だろう」
と思っていました。
しかし話を聞くうちに、昔の私がやっていた投資とはまったく違うことに気付きます。
短期間で利益を狙うのではなく、
世界中の企業へ分散して、
何十年もコツコツ積み立てる。
「これなら、私にもできるかもしれない。」
15年間閉ざしていた投資への気持ちが、少しだけ前向きになった瞬間でした。
私が再び投資を始めた理由は、「もっとお金を増やしたかったから」ではありません。
家族との将来を安心して迎えるために、再現性の高い資産形成をしたいと思ったからです。
4. 私がインデックス投資を選んだ5つの理由
「投資は怖いもの」
15年間、そう思い続けてきた私が、再び投資を始めるきっかけになったのがインデックス投資でした。
もちろん、インデックス投資も株式投資である以上、元本保証はありません。
それでも私は、「これなら長く続けられる」と感じました。
その理由を5つご紹介します。
① 再現性が高い
株価は短期的には大きく上下します。
しかし、世界全体の株式市場は長い目で見ると成長を続けてきました。
インデックス投資は、「長期・積立・分散」を基本とする投資法です。
世界経済の成長を信じて、市場全体にコツコツ投資し続けることで、その恩恵を受けられます。
未来は誰にも分かりません。
それでも、長期で続けるほど一時的な値下がりの影響を受けにくくなることは、これまでの市場データからも示されています。
だから私は、「誰でも続けやすく、再現性の高い投資法」だと感じています。
② 感情に振り回されない
個別株に投資していた頃は、株価を見るたびに一喜一憂していました。
「もう少し上がるかもしれない。」
「いや、今売った方がいいのではないか。」
「このまま持ち続けたらもっと損をするかもしれない。」
そんなことばかり考えていて、心が休まる時間はありませんでした。
その点、インデックス投資は短期的な値動きを予想することを前提としていません。
「短期では上下する。でも長期では成長を期待する。」
そう考えられるようになってからは、昔のように毎日株価を見て落ち込むことはなくなりました。
投資を始めて初めて、心がラクになったと感じました。
③ 仕事に集中できる
インデックス投資と聞くと、
「何だか難しそう」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、やることはとてもシンプルです。
毎月、同じ商品を積み立てるだけ。
証券会社で積立設定をすれば、あとは基本的に何もしません。
毎日株価をチェックする必要もありません。
むしろ、投資していることを忘れているくらいがちょうどいいと思っています。
私は、株価を見る時間よりも、本業で成果を出すことに時間を使いたいと考えています。
長い目で見れば、そのほうが資産形成にもプラスになると感じています。
④ 子育てと両立できる
インデックス投資は、個別企業を分析したり、売買のタイミングを考えたりする必要がありません。
投資信託の運用会社が、市場平均に連動するよう定期的に銘柄を入れ替えてくれます。
私たちは、その仕組みに乗るだけです。
だから、積立設定さえしてしまえば、浮いた時間を家族との時間に使うことができます。
子どもが3人いる我が家では、休日はチャートを見るより、子どもと遊ぶ時間を大切にしたい。
そんな私の生活スタイルにも、インデックス投資はぴったりでした。
⑤ 老後まで続けやすい
私の投資の目的は、お金持ちになることではありません。
家族が安心して暮らせる状態を、できるだけ長く続けることです。
インデックス投資は、感情や経験に頼ることなく、淡々と積み立てを続けるだけです。
会社を引退すれば、新たに積み立てることは難しくなるかもしれません。
それでも、それまで積み上げた資産は老後も残り続けます。
年金と組み合わせることで、将来の生活に安心感を与えてくれるはずです。
若いうちだけでなく、老後まで無理なく続けられる。
それも、私がインデックス投資を選んだ大きな理由です。
私がインデックス投資を選んだ本当の理由
ここまで5つの理由を紹介しました。
もちろん、インデックス投資は万能ではありません。
それでも私は、この投資法を選び続けています。
その理由は、とてもシンプルです。
仕事を頑張りながら、家族との時間も大切にできる。
将来のことを過度に心配せず、穏やかな気持ちで資産形成を続けられる。
私にとってインデックス投資は、「お金を増やすための手段」ではありません。
人生を豊かにするための土台なのです。
とはいえ、メリットばかりではありません。
インデックス投資にも知っておくべきデメリットがあります。
次の章では、私が実際に感じているデメリットについても正直にお話しします。
せそうだと思いました。
インデック投資には個別株投資にはない、様々なメリットがあります。
何より仕事や育児に忙しい私の生活スタイルにもあった投資法だと感じられたことが、再び投資を始めようと思った理由です。
このようなメリットがたくさんあるインデック投資ですが、デメリットもあります。
次の章ではどんなデメリットがあるかを紹介します。
5. インデックス投資のデメリット
ここまでインデックス投資の魅力をお伝えしてきました。
とはいえ、どんな投資法にもデメリットがあります。
私は実際にインデックス投資を続ける中で、次の4つは事前に知っておいたほうがいいと感じています。
デメリットも理解した上で、「それでも自分には合っているか」を考えてみてください。
① 暴落することもある
インデックス投資は、長期では成長が期待できる投資法ですが、短期的には大きく下落することがあります。
世界経済には、リーマンショックやコロナショックのように、市場全体が急落する出来事が定期的に起こります。
私自身も、資産が数百万円単位で減る経験を何度もしてきました。
最初はやはり怖かったです。
「このままもっと下がったらどうしよう。」
そんな気持ちになったことも一度や二度ではありません。
でも今は、
「世界経済が終わるわけではない」
と考えています。
暴落は確かにつらい出来事です。
しかし長期投資家にとっては、同じ商品を安く買えるチャンスでもあります。
私は今では、暴落しても慌てて売ることはありません。
② 一攫千金は期待できない
インデックス投資は、過去の実績では年平均5〜10%程度で成長してきました。
一方で、個別株の中には短期間で株価が何倍にもなる銘柄もあります。
そうした話を聞くと、
「インデックス投資は地味だな。」
と思うかもしれません。
実際、その通りです。
でも、一攫千金を狙う投資は、それだけ大きなリスクも伴います。
私は以前、そのリスクを身をもって経験しました。
だから今は、大きく勝つことよりも、大きく負けないことを大切にしています。
派手さはありませんが、コツコツ資産を育てていくこのスタイルが、私には合っています。
③ 少し退屈
インデックス投資は、一度積立設定をしてしまえば、基本的にはやることがありません。
人によっては、
「退屈だな。」
と感じるかもしれません。
個別株のように銘柄を分析する楽しさもありません。
毎日株価を追いかけるドキドキ感もありません。
でも私は、その「退屈さ」が気に入っています。
昔は毎日株価を見ていました。
上がれば喜び、下がれば落ち込む。
そんな毎日でした。
今は違います。
株価を見る時間が減った分、仕事に集中できるようになりました。
休日もチャートではなく、子どもたちと過ごす時間が増えました。
私にとっては、退屈なくらいがちょうどいい投資法です。
④ 成果が出るまで時間がかかる
投資を始めたばかりの頃は、資産が増える実感を持ちにくいかもしれません。
例えば10万円を投資して、年間5%増えたとしても利益は5,000円です。
SNSを見ると、
「資産1億円」
「年間配当300万円」
そんな投稿がたくさん流れてきます。
それと比べると、
「本当にこれで資産形成できるのだろうか。」
と不安になる気持ちは、とてもよく分かります。
私もそうでした。
でも、資産形成は途中から景色が変わります。
利益がさらに利益を生み出す「複利」の力が少しずつ働き始めるからです。
私自身も、
「資産がお金を生み出してくれている。」
そう実感できるようになったのは、積立を始めてかなり時間が経ってからでした。
だからこそ、焦らず続けることが一番大切だと思っています。
投資を始めたばかりの時期は、投資リターンよりも、
- 家計を見直す
- 支出を減らす
- 収入を増やす
- 投資に回せるお金を増やす
こうしたことのほうが、資産形成への効果は大きいと私は考えています。
デメリットがあっても、私は続けています
ここまでデメリットをお伝えしてきました。
暴落もあります。
成果が出るまで時間もかかります。
退屈でもあります。
決して万能な投資法ではありません。
それでも私は、この投資法を選び続けています。
その理由は、
「早くお金持ちになること」が目的ではないからです。
私が目指しているのは、
家族と安心して暮らせる人生。
そして、
仕事や家族との時間を大切にしながら、将来への不安を少しずつ減らしていくこと。
その目的には、インデックス投資が一番合っていると感じています。
だから私は、今日も淡々と積み立てを続けています。
6. はるパパ家の資産運用を公開します
ここまでインデックス投資についてお話ししてきました。
では実際に、私はどのようなルールで資産運用をしているのでしょうか。
最初にお伝えしたいのは、この運用方法が唯一の正解ではないということです。
私自身が過去の失敗や試行錯誤を重ねる中で、
「これなら長く続けられる」
と感じてたどり着いた、我が家だけのルールです。
私の投資で一番大切にしている考え方は、とてもシンプルです。
「感情ではなく、ルールで運用すること。」
株価を予想したり、ニュースに一喜一憂したりするのではなく、あらかじめ決めたルールを淡々と続けています。
ここでは、そのルールをご紹介します。
① 一番大切なのは「資産配分」

私が最も大切にしているのは、どの商品を買うかではありません。
「どの割合で資産を持つか(資産配分)」です。
現在の基本配分は次のとおりです。
- 株式:60%
- 債券:30%
- 現金:10%
私はこの割合を、資産運用の「土台」と考えています。
株式だけを100%持てば、大きく資産が増える可能性もあります。
しかし、その分だけ暴落したときのダメージも大きくなります。
私は、安心して長く投資を続けることを優先したいので、株式は60%を基本としています。
残りの40%は、債券と現金です。
債券は安定した利息収入を得ながら資産の値動きを抑える役割があります。
現金は、生活費や急な出費への備えだけでなく、暴落時に買い増すための余力として保有しています。
商品選びよりも、この資産配分を守ることを私は一番大切にしています。
② 商品は「役割」で選ぶ

私が保有している商品は、それぞれ役割を決めています。
例えば、
- オルカン(オール・カントリー):資産形成の中心
- VYM・SPYD:配当収入を得るため
- AGG・TLT:資産を守るため
- 現金:生活防衛資金・暴落時の買い増し資金
というイメージです。
積立の中心は、もちろんオルカンです。
高配当ETFや債券ETFは、それを補う役割として組み合わせています。
「この商品が一番おすすめ」という考えではなく、
役割を分けること
を意識しています。
商品を選んだ理由については長くなるため、別の記事で詳しく紹介します。
ここでは、
「こんな役割分担で運用しているんだな」
くらいに見ていただければ十分です。
③ 3か月に一度だけメンテナンスする
積立設定をしたら、普段は基本的に何もしません。
私もオルカンは毎日積立で設定しています。
ただし、株価の変動やボーナス、臨時収入などによって資産配分は少しずつ変わります。
そこで私は、3か月に一度だけ資産全体を確認しています。
このときに行うのが「リバランス」です。
例えば、
株式が70%まで増えていたら、一部を売却して60%へ戻します。
逆に株式が50%まで下がっていたら、60%になるまで買い増します。
こうすることで、
「高いときに少し売り」
「安いときに少し買う」
という行動を、感情ではなくルールで実践できます。
私はオルカンはなるべく売却せず、高配当ETFを中心に調整するようにしています。
④ 暴落したら、むしろ少し買う
私には一つだけ例外ルールがあります。
それがVIX指数です。
VIX指数は「恐怖指数」とも呼ばれ、市場参加者がどれくらい不安を感じているかを示す指数です。
一般的には、
- 20以下:市場は落ち着いている
- 30以上:市場は強い恐怖状態
と言われています。
私はVIX指数が30を超えたら、
「みんなが怖がっているとき」
だと考えています。
このタイミングだけは、株式比率を一時的に80%まで引き上げます。
もちろん、一度にまとめて買うことはありません。
VIX指数を見ながら、少しずつ買い増します。
そしてリバランスのタイミングで、再び60%へ戻します。
これは私自身の運用ルールです。
投資経験やリスク許容度は人それぞれなので、無理に真似をする必要はありません。
⑤ 投資は「入金力」が大切
資産形成では、運用利回りももちろん大切です。
でも、それ以上に重要なのは入金力だと思っています。
ボーナスや臨時収入が入ったときは、原則として全額を投資口座へ移します。
また、生活費用の銀行口座は100万円程度を目安にし、それを超えた分も投資へ回しています。
投資で資産を増やす前に、
投資に回せるお金を増やすこと。
私はこれが資産形成の近道だと考えています。
⑥ 普段は資産を見ない
私が守っているルールの中で、一番意外に思われるかもしれません。
それは、
「なるべく資産を見ないこと」です。
投資の世界には、
「一番成績が良いのは、亡くなった人と、証券口座の存在を忘れた人」
という有名な笑い話があります。
私は、この話には一理あると思っています。
人は数字を見るほど感情で動いてしまいます。
だから私は、あえて資産管理アプリとも連携していません。
普段見るのは、生活費を管理している銀行口座だけです。
資産全体は、リバランスのタイミングで確認すれば十分だと考えています。
もちろん、私も気になって見てしまうことはあります(笑)。
でも、見る回数が減るほど、余計な売買も減りました。
私がこの運用ルールにたどり着いた理由
昔の私は、仕事中も休日も株価ばかり見ていました。
トイレでも株価チェック。
友人と話していても、頭の中は相場のことばかり。
そして最後には、信用取引で大きな失敗をしました。
あの経験があったからこそ、私は強く思います。
投資は「どれだけ儲けるか」より、「どれだけ冷静でいられるか」の方が大切です。
だから私は、資産を最大化することではなく、
感情をコントロールできる運用
を選びました。
現金を持つことも、債券を持つことも、暴落時に買い向かうことも、すべてそのためです。
私が目指しているのは、お金持ちになることではありません。
家族と安心して暮らせる人生を、長く続けること。
そのために今日も、株価を予想するのではなく、ルールを守って淡々と積み立てています。
7. 初心者ならこう始めます
ここまで、インデックス投資の基本や、私自身が実践しているルール投資についてお話ししてきました。
ここからは、
「実際に何から始めればいいの?」
という方に向けて、私ならどう始めるかを5つのステップでご紹介します。
難しいことはありません。
一歩ずつ進めていけば大丈夫です。
ステップ① 証券口座を開設する
まず最初に行うのは、証券口座の開設です。
私がおすすめするのは、
- SBI証券
- 楽天証券
のどちらかです。
私はSBI証券を利用していますが、この2社であればどちらを選んでも大きな違いはありません。
どちらも取り扱い商品が豊富で、手数料も安く、積立投資にも対応しています。
「どちらにしよう…」と悩みすぎる必要はありません。
まずはどちらか一つを選んで、口座を作ることが大切です。
ステップ② NISA口座を開設する
証券口座を開設したら、次はNISA口座も申し込みましょう。
NISAは、投資で得た利益に通常かかる約20%の税金が非課税になる制度です。
長期で資産形成を考えるなら、ぜひ活用したい制度です。
証券口座を作っただけでは利用できませんので、忘れずにNISA口座も開設しましょう。
ステップ③ 購入する商品を決める
次は、積み立てる商品を選びます。
人気が高いのは、
- オルカン(全世界株式)
- S&P500
です。
どちらも素晴らしい商品です。
私はオルカンを積み立てています。
詳しい違いや選び方については別の記事で詳しく解説しますが、
初心者であれば、まずはオルカンを選んでおけば十分だと私は考えています。
最初から複数の商品を買う必要はありません。
まずは一つの商品を長く続けることを意識しましょう。
ステップ④ 積立設定をする
商品が決まったら、積立設定を行います。
積立のタイミングは、
- 毎月
- 毎週
- 毎日
など自由に選べます。
私は毎日積立にしていますが、タイミングによる差はそれほど大きくありません。
それよりも大切なのは、
無理なく続けられる金額を設定することです。
例えば、
まずは毎月1万円から始めてみる。
少し負担を感じたら5,000円に減らす。
余裕があれば2万円に増やす。
このように、自分に合った積立金額を見つけてください。
資産形成は短距離走ではありません。
長く続けられる金額を見つけることが成功への近道です。
ステップ⑤ あとはコツコツ続ける
積立設定まで終われば、基本的な準備は完了です。
あとは普段どおり、仕事や家族との時間を大切にしてください。
私は普段、資産の値動きをほとんど見ないようにしています。
しかし、投資を始めたばかりの頃は、しばらく値動きを見守ってみることをおすすめします。
少額で始めれば、大きく資産が減ることも少ないため、落ち着いて投資を体験できます。
値動きを見る目的は、
利益を増やすことではありません。
投資とはどのようなものなのか。
そして、
自分がどれくらいの値動きなら冷静でいられるのか。
それを知ることです。
これを「リスク許容度」といいます。
リスク許容度に正解はありません。
100万円下がっても平気な人もいれば、1万円でも不安になる人もいます。
大切なのは、
自分が安心して続けられる投資額を見つけることです。
それが、長くインデックス投資を続けるための第一歩になります。
一度買ったら「売らない」と決める
インデックス投資は、
「買ったら長く持ち続けること」
が基本です。
目的は、短期間で大きく儲けることではありません。
自分や家族が、将来にわたって安心して暮らせる資産を育てることです。
最初は、
「少し利益が出たから売ろうかな。」
「下がってきたから今のうちに売った方がいいかな。」
そんな気持ちになることもあるでしょう。
私も過去には、その感情に何度も振り回されました。
でも、インデックス投資は短期的な値動きを当てる投資ではありません。
焦らず、
慌てず、
資産が少しずつ育っていく様子を見守ってください。
その積み重ねが、10年後、20年後の大きな資産につながっていきます。
博士くまくんのワンポイント
投資は人生の目的ではありません。
自分や家族が安心して暮らせる未来をつくるための手段です。
焦る必要も、誰かと比べる必要もありません。
まずは小さな一歩を踏み出し、自分のペースで積み立てを続けてみてください。
そして、このブログでは、私自身の実体験や失敗談も含めながら、これからも「人生の研究」を続けていきます。
一緒に、自分で納得できる豊かな人生の再現性を研究していきましょう。
8. よくある質問
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
インデックス投資の考え方や、私自身が実践しているルール投資についてお話ししてきました。
最後に、初心者の方からよくいただく質問についてお答えします。
私自身が過去に悩んだことも交えながら、できるだけ正直にお話しします。
Q. 暴落したらどうすればいいですか?
A. 積立はやめません。
株式市場は数年に一度、大きく下落することがあります。
リーマンショックやコロナショックのような暴落は、これから投資を始める皆さんも、きっと何度か経験するでしょう。
暴落すると、
「今すぐ売ったほうがいいのでは?」
「いつまで下がり続けるのだろう…」
そんな気持ちになるのは、ごく自然なことです。
私も資産が大きく減ったときは、不安になりました。
でも、私は積立をやめません。
なぜなら、インデックス投資は
「暴落も含めて続ける投資」
だからです。
これまで市場は何度も暴落を経験してきました。
しかし、そのたびに回復し、長期的には成長を続けてきました。
私は今では、
「暴落は安く買えるチャンス」
と考えるようにしています。
焦らず、慌てず、淡々と積み立てを続けること。
それが長期投資では何より大切だと思っています。
Q. 元本割れしませんか?
A. 正直に言うと、元本割れすることはあります。
投資を始めたばかりの頃は、少し相場が下がるだけで含み損になることもあります。
これは避けられません。
でも、インデックス投資は数週間や数か月で成果を求める投資ではありません。
10年、20年という長い時間をかけて、資産を育てていく投資法です。
私は目先の利益ではなく、
20年後、30年後に家族が安心して暮らせること
を目標にしています。
その視点で考えると、一時的な元本割れは、長い旅の途中にある小さな出来事だと考えています。
Q. 40代から始めても遅くありませんか?
A. 全く遅くありません。
人生100年時代と言われています。
40代からでも、その先には数十年という長い時間があります。
もちろん、投資は若いうちに始めた方が有利です。
でも、
「40代だから遅い」と思って何もしないことの方が、私はもったいないと思います。
私自身も、一度は信用取引で失敗し、市場から15年間離れました。
それでも40代で投資を再開し、人生を前向きに考えられるようになりました。
「始めてみようかな。」
そう思えたなら、それは始めるタイミングの一つかもしれません。
未来は、今日の小さな一歩から変わっていくと私は信じています。
Q. 子どもがいても投資して大丈夫ですか?
A. むしろ、子どもがいるからこそ考えてほしいと思います。
私は、自分や家族が安心して暮らせる未来をつくるために投資をしています。
子どもには、
教育費だけでなく、
進学、独立、結婚など、
これからさまざまなお金が必要になります。
そのとき、
「あのとき投資を始めていて良かった。」
そう思える日が来るかもしれません。
もちろん、子育てをしながら投資資金を確保するのは簡単ではありません。
だから私は、
毎月1万円でも、5,000円でもいいと思っています。
その小さな積み重ねが、将来の家族を支えてくれる資産へと育っていくはずです。
Q. 一括投資と積立投資はどちらがおすすめですか?
A. 私は積立投資をおすすめします。
統計的には、最初からまとまったお金を投資できるのであれば、一括投資の方が有利だったというデータがあります。
ただし、それは
最後まで投資を続けられた場合です。
私は、インデックス投資は短距離走ではなく、マラソンだと思っています。
最初から大きなお金を一度に投資すると、値動きが気になってしまい、
「売った方がいいのでは?」
「投資なんてやらなければ良かった。」
そんな気持ちになってしまうことがあります。
ここで思い出していただきたいのが、
リスク許容度
という考え方です。
大切なのは、
安心して続けられる金額で投資すること。
私は、
「一番儲かる方法」より、「一番続けられる方法」
を選びました。
だから今も積立投資を続けています。
Q. 投資は怖いです。本当に始めても大丈夫でしょうか?
A. 私も、まったく同じでした。
実は私は26歳のとき、信用取引で資産の大半を失いました。
その出来事が怖くて、15年間も投資から離れていました。
だから、
「投資が怖い。」
そう感じる気持ちは、本当によく分かります。
でも、インデックス投資に出会って考え方が変わりました。
短期で勝つことを目指すのではなく、
長く市場に居続けることを目指す。
そう考えるようになってから、投資は怖いものではなく、
未来の家族への仕送り
のような存在になりました。
怖いと思うなら、それで大丈夫です。
最初は少額から始めてください。
そして少しずつ慣れていけばいいのです。

9. 私が20年以上お金と向き合って分かったこと
20年以上、お金について考え続けてきました。
社会人になってすぐに投資を始め、資産を増やせたこともありました。
その一方で、信用取引で大きな失敗をして、資産の大半を失いました。
投資が怖くなり、15年間、市場から離れたこともあります。
その後、お金について学び直し、家計を見直し、貯金を続け、そしてインデックス投資に出会いました。
ずいぶん遠回りをしてきました。
でも、その遠回りがあったからこそ、今だから自信を持って言えることがあります。
お金はゴールではありません
投資は、単にお金を増やすための方法ではありません。
人生を豊かにするための道具です。
もちろん、
「資産5千万円を目指したい。」
「億り人になりたい。」
そんな目標を持つことは素晴らしいことだと思います。
でも、お金そのものが人生のゴールではありません。
お金が増えることで、
選択肢は増えます。
でも、お金だけでは幸せは買えません。
家族と笑って過ごす時間。
好きな仕事に挑戦する勇気。
学び続ける喜び。
健康な毎日。
人とのつながり。
そうした人生を支えてくれるのが、お金なのだと私は考えています。
FIREも人生の目的ではありません
私自身、会社に縛られない働き方ができる状態を目指して資産形成を続けています。
いわゆるFIREを目標に人生設計をしています。
でも、FIREすること自体が人生の目的ではありません。
会社を辞めることがゴールではないのです。
本当にやりたいことに挑戦できること。
家族との時間を大切にできること。
社会に少しでも恩返しできること。
そうした人生を実現するための一つの手段が、お金であり、資産形成なのだと思っています。
資産形成をしながら、人生も考える
資産が増えたら、自分は何をしたいのか。
どんな人生を送りたいのか。
家族とどんな時間を過ごしたいのか。
どんな人間でありたいのか。
その答えは、人それぞれ違います。
だから私は、お金の増やし方だけでなく、
人生そのものも研究していきたい。
そう思っています。
最後に
私は、お金が好きです。
食堂を営む家に生まれ、お金を稼ぐということを小さいころから目の前で見てきました。
「自分でお金を稼いでみたい。」
学生の時もそんなふうに感じていたことを、この記事をまとめる中で思い出しました。
でも、お金以上に好きなものがあります。
家族と笑って過ごす時間。
子どもたちの成長を見守ること。
新しいことを学び、自分自身が成長していくこと。
そして、自分の経験が誰かの役に立つこと。
だから私は、単にお金を増やしたいのではありません。
人生の選択肢を増やしたい。
そのために、お金と向き合い、学び続けています。
このブログでは、お金だけではなく、
キャリア、
家族、
人とのつながり、
学び。
これら4つの研究テーマを通して、
「より良い人生とは何か」
をこれからも研究し、発信していきます。
正解は、一つではありません。
人それぞれ、自分だけの豊かな人生があります。
だからこそ、
一緒に、自分で納得できる豊かな人生の再現性を研究していきましょう。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
はるパパ









