結論、外資系企業でのんびり働きたいなら事務職一択です。
外資系企業事務職に求められるスキルや待遇についても解説します。
会社選びも大切ですが、仕事選びも同じくらい大切ですよ。
給料も良くてノルマもなし。
休暇も取りやすいのでのんびり働くことができます。
女性だけでなく、男性にもオススメします。
- 高収入な外資系企業でのんびり働く方法あります【仕事選びが大切です】
- 外資系企業の事務職に求められるスキル
- 外資系企業事務職の待遇
本記事の筆者は
- 外資系食品メーカーに6年半働いていた経験
- 営業職として様々な部門と連携して業務
- 特に人の入れ替わりが多い外資系企業に勤務
こんな私が解説します。
高収入な外資系企業でのんびり働く方法あります【仕事選びが大切です】
「高収入な外資系企業でのんびり、ゆるく、楽に働く方法なんてあるの?」って思うかもしれません。
結論、「あります。」
外資系企業でのんびり働きたいなら事務職がオススメ
外資系企業というと外資系コンサルのコンサルタントや、外資系金融の営業マンを思い浮かべるかもしれません。でも世の中、そんな仕事ばかりではありません。
道端に咲く花のようにあまり目立たないですが、魅力的な仕事があります。
それは「外資系企業の事務職」。
私が勤務した外資系食品メーカーでも事務職の人たちは、のんびり楽しく仕事をされていました。
今回はそんな実体験を踏まえた内容です。
外資系企業の事務職はどんな仕事?
外資系企業の事務職とは具体的に言うと、営業事務、経理、総務です。
基本的には会社のオフィスでサポート役として働きます。
仕事内容は日系企業と同じなので、すでにこれらの仕事をしているのであれば違和感なく応対できる内容です。
やったことがないという人のために簡単にそれぞれの業務内容を紹介します。
- 書類作成・データ入力・ファイリング
- 来客対応
- 電話・メール対応
- 顧客情報管理
- その他サポート業務(秘書業務等)
- 日次の現金管理、経費精算、伝票記帳・整理
- 月次の取引先への請求・支払い、給与計算・支払い、社会保険料の納付、月次決算業務等
- 対外的な窓口業務(メール・電話応対)
- 社内の窓口業務
- 備品管理・業者対応
- イベント企画・運営
- 人事・労務サポート
外資系企業の事務職に求められるスキル・ノルマ
外資系企業が事務職に求めるスキルやノルマについて解説します。
外資系企業事務職に求められる英語力
外資系企業事務職に求められる英語力ですが、それほど高いレベルは求められません。
外資系企業とはいえ、日本法人において従業員、顧客、業者さんはほぼ日本人です。英語を話したり使ったりする機会はあまりありません。
私が勤めた企業でも海外からの来客なのであいさつする以外で事務職の人たちが英語で話す機会はほとんどなかったです。
もしどうしても必要なときは他の英語を話せるメンバーが代わりに英語で話したり、メールしてくれます。
社内の共通システム(SAP等)が英語表記だったりするので、英語に対するアレルギーがないほうが良いでしょう。
でも英語力がないからと不安に感じる必要はありません。
外資系企業事務職に求められる事務処理能力
経理はさすがに簿記等の会計に関する最低限の知識は必要です。
営業事務や総務はエクセルやワードのようなソフトを普通に使えるのであれば問題ありません。
会社によって共通システムがありますが、それも入社してから操作方法を覚えれば大丈夫。
もちろん社会人としての最低限のビジネスマナーは必要ですし、メンバーと仕事を円滑に仕事をするためにもコミュニケーション能力は求められます。
営業事務の人たちはいつもオフィスにいます。当時私にとって、営業から戻ってきたときに「ほっと気楽に話せる存在」としてとても重要な人たちでした。
営業事務や総務であれば未経験でも大丈夫です。
外資系企業事務職に求められるノルマ
外資系企業の事務職には厳しいノルマはありません。
会社のサポート業務なので、成果を評価する指標があまりありません。
あったとしても定量的ではなく、定性的な評価しかできないのです。
でもそれを逆手にとれば、他のメンバーと仲良く仕事ができていればOKという状態を生み出せます。
外資系企業というとクビになることが心配かもしれませんが、ノルマもないのでクビにする理由もあまりないという点が実際のところ。
実際、営業事務、経理、総務は定年まで働くパターンが主流でした。
このように外資系企業であっても事務職は比較的のんびり働くことが可能です。
外資系企業事務職の待遇
一番気になる外資系事務職の待遇について解説します。
外資系事務職の給与水準
外資系事務職の給与水準は日系企業給与水準と比べて高いです。
これは外資系企業全体の給与水準が高いので、それに引っ張られます。
日本企業の平均年収は約430万円、日本にある外資系企業の平均年収は約800万円です。実に2倍弱です。
外資系企業の平均年収には外資系コンサル・金融のようなとんでもなく給与の高い企業も含まれるので、さすがにここまで開きはないと思います。
でも事務職とはいえ、平均すれば日系企業よりも多くの給与を期待できます。
休暇や産休・育休の取りやすさ
外資系企業は休みを取りやすいです。
海外では休暇も給料の一部。もらった有給はすべて使い切るのが普通。
それは日本法人であっても同じです。
外資系企業では上司に「お休みをいただきます」と言うと、「いいね、どこかいくの?」「おっ海外?楽しんできてね!」という感じ休暇取得ウェルカムという感じが好きでした。
最初は申請するのをためらうかもしれませんが、誰も気にしていないので遠慮くなく申請してください。
産休・育休についても理解があり、中長期で休む場合は派遣社員を雇って間をつないでくれます。
マネージャーレベルの重要なポストの人であっても産休・育休をしっかりとっているので、遠慮する必要はありません。
海外の人は仕事よりも家族や個人を大切にします。
休みの取りやすさは日系企業にはない良さです。
休暇制度については以下の記事にも詳しくまとめています。
>>>外資系企業の休暇制度は?休みは取りやすい?日系企業との違いを解説。
外資系企業事務職になるには?
「自分でもできるかも?」と少しは思っていただけたでしょうか?
外資系企業の事務職になる方法を解説します。
転職サイトや転職エージェントに登録してみてください。
個人的には転職サイトよりは転職エージェントのほうがサポートを受けやすいと思います。
転職サイトは求人案件をまとめたサイトから気になる案件に応募する方式。
一方転職エージェントはあなたのキャリアに合わせてコンサルタントが仕事を紹介してくれます。
それなら「転職エージェント一択!」って思うかもしれません。
転職エージェントはミドル・ハイクラス求人案件を取り扱う場合が多く事務職は対象から外れている可能性があります。最大手のリクルートエージェントであれば事務職もカバーしています。
どうしたらいいか悩んだら、まずはリクルートエージェントに登録してみてください。
「転職エージェントって何?」という場合は、以下の記事をご参考にしてみてください。
>>>転職エージェントのことを簡単に解説【外資系企業への転職には必須】
最後に
実際に外資系企業で働いてみて、外資系企業の事務職って穴場だと感じました。
給与水準も高くて、休みも取りやすく、のんびり仕事ができる。
長く働く人が多いのも納得できます。
こんな仕事もあるんだなってことも知っていただければ嬉しいです。
同じ仕事をするのであればより待遇がいい仕事を狙ってみてはどうでしょうか?
仕事に追われるだけの人生は楽しくありません。
こうしてこの記事で出会えたことは何かの縁。
ぜひチャレンジしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!