こんにちは、はるパパです。
本記事はあなたのこんな疑問や悩みにお答えします。
結論、外資系企業に興味があるなら転職エージェントの利用は必須です。
「そもそも転職エージェントって何?」ということから解説しますのでご安心を。
転職エージェントを使うメリットやオススメのエージェントもいくつか紹介いたします。
- 転職エージェントのことを簡単に解説【外資系企業への転職には必須】
- 外資系企業への転職にエージェントを使うメリット
- 外資系企業への転職に強いエージェント
本記事の筆者は
- 外資系食品メーカーに6年半働いていた経験
- 日系食品メーカー技術職から未経験で外資系営業に転職
- 外資系食品メーカーに勤務する知人多数あり
こんな私が解説します。
転職エージェントのことを簡単に解説【外資系企業への転職には必須】
転職サイト、転職エージェント、転職コンサルタント…
「何だか色々あってややこしい!」「エージェントってなんやねん…」
って思うかもしれません。
ここでは「転職エージェントとは何か?」から解説します。
外資系企業の転職にとって「転職エージェント選び」はキーとなる要素です。
確認しておきましょう。
転職エージェントとは
転職エージェントは「マッチングサービス」の一つです。
採用検討企業と転職者の希望を確認したうえで、間を取り持つ役割を果たします。
転職エージェントの一つであるリクルートエージェントのサイトには以下のように紹介されています。
転職エージェントは、採用を検討している企業に対して、募集したい人材に求める経験・スキルや人物像、給与などの条件面を確認し、求人情報として保有します。
転職を検討している方に対しては、仕事の条件や希望を確認し、保有している求人情報の中から経験や希望に合う企業を紹介。仕事選びから入社までをバックアップします。
転職エージェントには転職支援のノウハウが蓄積されているため、自力で求人を探し応募するよりも転職成功の可能性が高まり、また、採用に悩んでいる企業にとっても、適切な募集を行うことができるため、採用成功に近づけることができます。
こうした、人材と企業の幸せなマッチングを支援しているのが、転職エージェントのサービスです。
「あなたの会社にはこの人が適切です」「あなたにはこの会社が向いていますよ」と企業と転職者の両方に対してサービスを提供する企業が転職エージェントです。
転職エージェントは営利企業です。
募集企業から転職者の年収に応じた手数料をもらっています。でも転職者は無料でサービスを受けることができます。
転職エージェントには大きく2種類「総合型」と「特化型」があります。
それぞれの概要は以下の通りです。
総合型 転職エージェントの特徴
様々な求人案件を見比べるのに最適なエージェントです。
総合型の転職エージェントは文字通り、幅広い業界・職種の求人案件を取り扱っています。
『リクルートエージェント』や『doda』のような大手が多く、求人数も非常に多いです。
エリアも都市部に限らず地方の求人まで対応しています。
メリットばかりではありません。
業界・エリアともに広い範囲をカバーするため、込み入った相談になると対応が難しくなることもあります。
異業種や地方への転職を希望する場合や、たくさんの求人を見比べて転職先を決めたい場合にはオススメのエージェントです。
特化型 転職エージェントの特徴
転職したい領域が決まっている場合に最適な転職エージェントです。
総合型転職エージェントとは違って、対象とする領域を絞り込んでいます。
外資系企業や海外転職案件であれば『JACリクルートメント』や『エン・ワールド・ジャパン』、IT・Web・ゲーム系案件であれば『ギークリー』、医師であれば『医師転職ドットコム』等。
業界・職種を絞ることできめ細やかなサービスを提供してくれます。
業界のトレンドや企業の内情もよく理解しているので、転職したい領域が決まっているならとても心強いパートナーになってくれます。
デメリットは求人数が少ないのでタイミングによっては希望する案件が見つからないこともあります。
総合型と特化型を併用することで、それぞれのデメリットを補いながら希望の転職先を見つけることができます。
外資系企業への転職にエージェントを使うメリット
外資系企業への転職において転職エージェントは必須のサービスです。
外資系企業の求人は非公開であることが多く、専門性が求められるケースが大半です。
募集をかける外資系企業はAmazonやGoogleのような大手を除き、多くの外資系企業日本法人は中小企業。
会社のサイズは中小企業規模でも一般的に高収入な場合が多いです。
転職サイトに商品を陳列するように案件を紹介したら、応募が殺到してしまい対応できないです。
人事担当者なんて1人かせいぜい2人ですから。
彼らにとって希望に合わない応募者がたくさん含まれると非効率です。
そのため外資系企業は非公開で転職エージェントに人探しをお願いするわけです。
外資系企業の優良案件を見つけたいなら、転職エージェント一択です。
では転職する側のあなたにとってのメリットは何でしょうか?
主に以下のような点がメリットになります。しかも無料です。
- キャリアに合わせて仕事を紹介してくれる
- 業界の情報・会社の内情を教えてくれる
- 履歴書・職務経歴書の書き方や模擬面接
- 直接聞きにくい質問や条件交渉も代行
キャリアに合わせて仕事を紹介してくれる
転職エージェントはあなたのキャリアを踏まえて、最適な求人案件を紹介してくれます。
転職エージェントには「転職コンサルタント」というアドバイザーがいて相談に乗ってくれます。
彼らはいわば「転職のプロ」。業界・企業にも深い知識や強いコネクションをもっています。加えて多くのコンサルタントは自身も業界出身者だったり、転職経験者だったりします。
転職希望者であるあなたと同じ目線で、キャリアに合った案件を紹介してくれます。
ただし、とにかく「案件を紹介して転職してくれたらいい」という質の悪い転職エージェントがいるのも事実。
親身になって相談に乗ってくれる転職エージェントを選ぶことが大切です。
業界の情報・企業の内情を教えてくれる
転職エージェントは業界や募集企業の内情に精通しています。ネットで調べてもなかなか得られない情報を提供してくれます。
先ほどお伝えしたように転職コンサルタントは業界出身者だったり、長年同じ業界を担当している場合が多いので豊富な知識を保有しています。
例えば『JACリクルートメント』は外資系企業や海外進出企業案件を多く取り扱う「特化型」転職エージェントです。「両面型」のコンサルシステムを採用しており、一人のコンサルタントが募集企業と転職希望者を直接つなぎます。
企業ごとに担当コンサルタントが決まっているため、めちゃくちゃ企業に入り込んでいます。
募集企業からすると希望条件をしっかり理解してくれているという安心感があります。
転職希望者からすると希望の転職先の内情を知ることができ、自分に合った転職先か判断できます。
確かにコンサルタントの質が悪いと情報が出てこないばかりか、的外れな案件を紹介されることもあります。
業界・業種に精通したコンサルタントのいるエージェントに相談してください。
履歴書・職務経歴書の書き方や模擬面接
転職するときに企業からは「履歴書」や「職務経歴書」を求められます。転職エージェントはこれらの書類の書き方についてもアドバイスしてくれます。
「履歴書」は就職のときに書いたことがあるかもしれませんが、「職務経歴書」は書いたことありますか?「職務経歴書」はあなたのキャリア・スキル・経験をまとめたものです。
基本的な書き方に加えてどのポイントを強調すべきかも教えてくれます。
面接に向けて模擬面接もやってくれるので、ぜひお願いしてみましょう。
質の高い転職コンサルタントであれば、面接のパターンやどんな質問が来るかも教えてくれます。
私が転職エージェントを利用した際に事前に聞いていた質問事項は8割くらい当たっていました。おかげさまで落ち着いて面接に臨むことができて転職も成功しました。
こういったサービスは使い倒してください。
直接聞きにくい質問や条件交渉も代行
転職エージェントは聞きにくい質問や条件交渉も代行してくれます。
無事内定をもらえたら、今度はあなたのターン。転職するかどうか判断する立場です。
人生をかけて転職するわけですから後悔したくないですよね。
どうしても気になるお金や条件の話。直接聞くのは何となく嫌。「もし内定取り消しになったらどうしよう」そんな不安すらも湧いてくるかもしれません。
そういうときは転職エージェントに相談してみてください。
転職エージェントと募集企業の人事は顔なじみ、パートナーです。
適切な温度感であなたが気になることも聞いてくれます。年収に不満がある場合は条件交渉の相談にも乗ってくれますよ。
外資系企業への転職に強いエージェント
このように転職エージェント選びがとても大切ということを知っていただけたと思います。
では外資系企業や海外進出企業案件に強い転職エージェントを紹介します。
転職エージェントは星の数ほどありますが、以下の転職エージェントは登録しておい手間違いありません。もちろん登録もサービスも無料です。
JACリクルートメント(ミドル・ハイクラス特化型)
外資系企業や海外進出企業案件であれば、一番オススメしたいエージェントです。
なぜなら私自身がこちらを利用して転職したから。笑
私だけでなくSNSの評判を見ていても悪い評価はなさそうです。
JACリクルートメントはミドル・ハイクラスの転職に特化したエージェントです。
海外に関わる仕事や高年収の案件にチャレンジしたいのであればオススメです。
JACリクルートメントを利用したときの体験談をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>>JACリクルートメントはこんな転職エージェント【登録方法も簡単】
リクルートエージェント(全方位対応型)
10万件以上の非公開求人を扱っている業界最大手です。
マヨネーズはキユーピー。転職エージェントはリクルートエージェント。
そんな存在です。
外資系企業に特化しているわけではないです。でも業界や業種も広く取り扱っているので希望する海外で仕事ができる案件に出会える確率は高いです。
取り扱い案件が多いのでアドバイザーが経験豊富という点も特長。
どこに登録していいか悩んだら、とりあえず登録しておけばいいというエージェントです。
エン・ワールド・ジャパン(外資系特化型)
外資系企業に特化した転職エージェントです(日系グローバル企業も含む)。
ミドル・ハイクラスのポジションの転職支援を得意としています。
こちらの転職エージェントの企業ミッションは「転職後活躍」という点が特徴。
確かに外資系企業の転職って企業側も転職側も「本当に会社になじめるのかな」と不安なものです。
そこに着目して転職する前だけでなく、転職した後も会社で活躍できるようにサポートすることを強みとしているエージェントです。
ここの案件はレベルが高いので求められるレベルも高いです。
でもチャレンジするのは無料ですからね。トライしてみましょう。
最後に
外資系の転職って「なんだかコワい」っていう気持ちありませんか?
私は少なくとも外資系企業に転職するとき、そんな不安がありました。
転職も初めてで未経験の営業職です。
初めての転職は実は「転職サイト」で転職しました。2回目の転職は転職エージェント。
両方使って分かったのは「転職エージェントのほうが心身ともにラク!」ということ。
私の場合は2回目の転職でJACリクルートメントにお世話になりました。
職選びから内定をもらうまで親身にサポートしてくれました。
転職エージェントも営利企業なので、もちろん紹介したい求人をゴリ押しする企業があることは事実。
今回紹介したエージェントはどれも優良なエージェントなので、そういった心配はありません。(少なくともJACは大丈夫だと思います)
「家探しは不動産屋選びが大事」と言われるように「職探しは転職エージェント選びが大切」ですです。
優良なエージェントを味方につけて、転職を成功させてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!