こんにちは、はるパパです。
本記事ではそんなあなたの疑問にお答えします。
お隣さんがどれくらい稼いでいるか、貯めているのか気になるのは人情というもの。その気持ちよ~~く分かりますっ!
そして「なんでうちは貯金が貯まらないんだろう?」「我が家の家計は大丈夫?」って思うと余計不安になりますよね。
今回は信頼性のあるデータと独自の計算で二人以上世帯の世帯年収別貯蓄率を算出しています。
さて突然ですが問題です。日本の二人以上世帯(勤労世帯)の平均貯蓄率はどれくらいでしょうか?
・・・・・
37.2%です。
「えっ?」「そんなに貯められてないよ、本当に?」というあなた。大丈夫です。
オススメの貯蓄率アップ方法も解説します!
家計の見直しや収入アップをすることでFIREすることも十分可能です。
年収別貯蓄率だけに興味がある方は下のほうの目次をクリックすればジャンプできます。
本記事を書いた筆者は
・22年の貯蓄率63.4%の変態家計(子ども3人の5人家族)
・あと6年でFIRE予定(22年1月時点)
・26歳で信用取引で失敗。ほぼ資産を失うも準富裕層到達
以下の記事も読み物としてよろしければどうぞ。
>>>貯蓄率50パーセント。いつFIREできるかを計算した話
これが世帯年収別の貯蓄率の目安【あなたの家計を今一度チェック】
本記事では世帯年収別の貯蓄率がどれくらいかをまとめています。
あなたの世帯年収であればどれくらいの貯蓄率を目安とすべきかが分かります。また年収別にFIRE状態に到達するまでにかかる年数もまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
まず基準となる家計を設定するため、政府が発表している統計データから平均的な家計を見てみましょう。
二人以上世帯(勤労世帯)の平均収入・支出
冒頭でお伝えした日本人の二人以上世帯(勤労世帯)の貯蓄率37.2%は政府統計e-statという信頼性の高い情報ソースから引っ張ってきたデータです。
貯蓄率は「黒字率」とも表現されます。この数字が37.2%となります。
その他のデータも含めて表にまとめます。
項目 | 二人以上の勤労者世帯平均 |
年齢(歳) | 50.1 |
世帯人数(人) | 3.27 |
持家率(%) | 78.9 |
世帯収入(万円/月) | 60.8 |
可処分所得(万円) | 49.6 |
消費支出(万円) | 31.1 |
黒字(万円) | 18.5 |
黒字率(%) | 37.2% |
二人以上世帯(勤労世帯)の平均収入の注意点
世帯収入のうち配偶者の収入は約9万円です。
世帯年収720万円で世帯主が600万円、配偶者が100万円くらい稼いでいるとイメージしてください。
「えっ、そんなにみんな稼いでるの?」と焦るかもしれません。
これはあくまで平均値です。一部の富裕層も含まれており高めに出ていると個人的には考えています。世帯主の平均年齢も50歳くらいと年齢別では最も収入が高い年代であることも忘れてはいけません。
二人以上世帯(勤労世帯)の平均支出の注意点
消費支出の中に住宅ローンは含まれていません。含まれているのは賃貸の支出や維持・管理費のみです。家賃や維持管理費の金額が全体で平均化されているので実際より支出が低くなっているのです。
簡単に言うと住居費は全体平均で2万円くらいでカウントされています。持家の人なら住宅ローン+管理費・修繕費、賃貸の人なら賃料が月2万なんてことはないですよね。
人によって大きく異なる項目なので注意して確認しましょう。
日本人の家計(二人以上の勤労世帯)をチェック
日本人の家計簿は以下の通りです。
(単位:万円) | |
項目 | 二人以上の勤労者世帯平均 |
消費支出 | 31.1 |
食料 | 7.9 |
住居 | 2.0 |
光熱・水道 | 2.2 |
家具・家事用品 | 1.3 |
被覆及び履物 | 1.1 |
保険医療 | 1.3 |
交通 | 0.5 |
自動車等関係費 | 3.0 |
通信 | 1.5 |
教育 | 1.9 |
教養娯楽 | 2.8 |
その他の消費支出(雑費、交際費、たばこ等) | 5.7 |
それほど突出した費目はありません。平均値なので当然とも言えます。
住居費は先ほどお伝えしたとおり実感としては低く感じるのではないでしょうか?ローンを払い終わっているか、社宅に住まないと2万円はムリですね。
あくまで平均値という前提で、もし家計簿をつけているのなら比べてみてください。改善すべき項目が見つかるはずです。
特に自動車、通信費、保険はお金のかけ過ぎに注意です。
変動費や娯楽費を先に減らすのはオススメしません。生活にうるおいがなくなり継続が困難です。固定費から減らすほうが継続しやすいですし結果効果も大きいです。
世帯年収別の貯蓄率
年収別の貯蓄率を計算したのが以下の表です。
当たり前ですが年収が増えるごとに貯蓄率が増えていくことが分かります。
世帯年収(額面) | 手取り年収 | 貯蓄額 | 貯蓄率 |
300万円 | 241 | -132 | -55% |
400万円 | 317 | -56 | -18% |
500万円 | 394 | 21 | 5% |
600万円 | 464 | 91 | 20% |
700万円 | 534 | 161 | 30% |
800万円 | 600 | 227 | 38% |
900万円 | 668 | 295 | 44% |
1000万円 | 733 | 360 | 49% |
1500万円 | 1031 | 658 | 64% |
貯蓄率の計算式は以下の通りです。
貯蓄率=貯蓄額 ÷ 手取り年収
貯蓄額は手取り年収から支出を引いて計算しています。
支出は先ほどの日本人の家計を参考に31.1万円/月(373万円/年)としました。
手取り年収は以下のサイトで計算しました。額面年収と年齢を入力するだけで簡単に手取り年収を計算できます。
なんと世帯年収300万円~400万円では”平均的な生活”でも貯蓄することが困難なことが分かります。日本人の平均年収は467万円(2021年)ですので専業主婦(主夫)世帯では貯蓄することは難しい状況と言えます。
対応方法としては生活費を見直すか、収入を上げるしかありません。
年収別のFIREできるまでの期間【二人以上世帯版】
冒頭にも少し触れましたが、近年「FIRE( Financial Independence, Retire Early、ファイヤー)」というライフスタイルが若い世代を中心に支持されています。
簡単に言うと「若いうちに稼ぐだけ稼いで早期退職し、あとは貯蓄の資産運用から得た利益だけで生活する」という生き方です。
”平均的な生活”を送る前提で年収別に貯蓄率がどうなるか、FIREにかかるまでの期間がどうなるか見てみましょう。
二人以上世帯がFIREするには一億円必要?
FIREを目指す人に良く知られている考え方に「4%ルール」というものがあります。毎年得られるリターンが生活費と釣り合ったときFIREできる状態になれます。その投資リターンが4%とするというものです。
”平均的な生活”に必要な生活費(373万円/年)であれば373万円÷4%=9,325万円貯蓄が貯まったら上がりです。
「1億円近く貯蓄しなきゃいけないのかよ。。」と思いますよね。フルFIREという投資リターンのみで生活するのであれば1億円はないと心もとないです。
でも今の会社を退職して好きな仕事をやってゆるーく働く「サイドFIRE」であれば、一定の収入が入るので貯蓄金額のハードルはぐっと下がります。
FIREについては以下の記事にもまとめているので参考にしてみてください。
FIRE状態に目指すためのポイントは貯蓄率
このFIRE、収入の大きさも大事なのですが貯蓄率が極めて重要な要素です。
↓のグラフをご覧ください。
引用:ダイヤモンドオンライン
これはリタイヤまでに何年かかるかを想定する貯蓄率と投資リターンでプロットしたものです。
貯蓄率と投資リターンが高いほどリタイヤまでの年数が減っていくことが分かります。
FIREを目指す場合、仕事から得られる収入だけでなく投資の配当や値上がり益も含めて資産を積み上げる前提です。
投資リターンは比較的安定したインデックス型投資信託に全額投資する想定で5%の配当を受け取り再投資するとします。
「5%もリターンないでしょ?銀行に預けたってほぼ0%。しかも株価だって安定しないよね。」と思われるかもしれません。
でもこの5%という数字は過去の統計からみても低めに見積もった数値です。またインデックス投資は15年以上継続すれば、どんなタイミングで開始してもマイナスにならないというデータもあります。
そのためインデックス投資することを前提として考えます。
逆に投資では差がつきません。ただひたすら投資するだけで良いのです。
差がつくとしたら貯蓄率。貯蓄率はコントロールできます。だからこそ貯蓄率を以下に上げていくかが重要です。
世帯年収別のFIRE達成までにかかる期間
↑のグラフを使って世帯年収別にFIRE達成までにかかる期間を概算してみました。
これは専業主婦(主夫)世帯を想定しています。
世帯年収 | 貯蓄率 | 必要な期間 | FIREする年齢 |
300万円 | -55% | – | – |
400万円 | -18% | – | – |
500万円 | 5% | 63 | 93 |
600万円 | 20% | 35 | 65 |
700万円 | 30% | 26 | 56 |
800万円 | 38% | 21 | 51 |
900万円 | 44% | 18 | 48 |
1000万円 | 49% | 15 | 45 |
1500万円 | 64% | 10 | 40 |
世帯主が30歳から貯蓄を始めた場合、どれくらいの期間でFIRE達成できるかも見てみましょう。
年収300万円、400万円の世帯では貯蓄率ゼロなのでそもそもFIRE不可。
500万円だと93歳、600万円だと65歳でFIREできますがもはや早期リタイアではない…
700万円以上の収入がないとFIREは難しそうです。すでに700万円以上の収入があるなら定年前に退職することも現実的です。
あなたと同じくらいの年収の貯蓄率はどれくらいでしたか?
「そんなに世帯年収ないし厳しい。。」
大丈夫です。貯蓄率アップに向けて動き出しましょう!
貯蓄率アップの方法【二人以上世帯版】
それでは二人以上世帯が貯蓄率をアップするオススメの方法を解説します。
方法は2つ。「収入を増やす」か「支出を減らす」です。
でもその前にやることがあります。
「家計簿をつけること」です。地味ですがとても大事なステップなので最初にやります。
貯蓄率を上げるためのスリーステップを順に解説します。
- 家計簿をつける
- 支出を減らす
- 収入を増やす
ステップ①家計簿をつける【二人以上世帯版】
最初のステップは家計簿をつけることです。
「なんか面倒くさそう…」はいっ!そんなあなたはマネーフォワード等の家計簿アプリをダウンロード。
無料版でも十分使えるのでまずはそれでOK。
3か月だけでもいいから月々何に使っているかを大体把握するだけでもかまいません。
そうすれば減らせる支出が見えてきます。
やみくもに収入上げてもバケツに穴が空いていたらお金は一増えていきません。
むやみに支出を減らしても長続きしません。
減らすべき支出を減らし、減らしてはいけない支出はムリして減らさない。
これがとっても大事。
私が子ども3人いても貯蓄率60%以上あるのは家計簿をつけているおかげです。
もう12年以上つけています。
二人以上世帯の場合、夫婦で財布を分けている家庭も多いでしょう。できることならお互いの収入や貯蓄は見えるようにしておいた方が良いです。
聖域を作ってしまうとどうしてもそこがバケツの穴になりがちです。お互いにチェックできる体制を整えましょう。
我が家はマネーフォワードアプリで夫婦の収入と支出はガラス張りです。笑
家族の家計について現状把握するためにも、家計簿はつけましょう。
ステップ②支出を減らす【二人以上世帯】
家計簿をつけるとムダが見えてきます。次のステップは無駄な支出を減らすこと。
実はこの「支出を減らすこと」は貯蓄率改善の特効薬です。収入は簡単にコントロールできないですが、支出は比較的コントロールできることが多いからです。
固定費から見直そう
以下が私が減らして良かった出費リストです。
参考にしてみてください。効果の高かったものから順に記載しています。
- マイカー → カーシェアに変更
- 携帯 → 格安携帯に変更
- 貯蓄型保険 → 解約
- 医療保険 → 解約
- サブスク → 見直し
- お酒 → 節酒
- 通販 → 衝動買いを減らす
食費や光熱費は減らすと生活レベルが下がるし、家族の理解を得られないのであえて手を付けていません。固定費を下げることが鉄則。
固定費は家賃、自動車の維持費、携帯、保険、サブスクのように毎月安定して支出として出ていく費用。
これらは1度見直せば、あとは脳ミソ使わなくても自動的に節約できるので効果大。ちょっと不便なのは最初だけ。人間、案外すぐ慣れるものです。
車は金喰い虫。都市部住みなら手放すことも考えよう
車は購入費、修理費、車検、保険、駐車場代、ガソリン代、各種税金。。。かなりお金がかかります。都市部に住んでいるなら本当に必要か考えてみてください。都市部はカーシェアや格安レンタカーが豊富にありますよ。
また車を保有することは「車以外の支出の原因」になります。
例えばこんなことありませんか?
ある休日「今日何しようかな~。」「車でとりあえず出かけるか~」「特に行きたいところないしモールでもいくか」となった場合、もちろん車は購入しているので追加費用はかかりません。ガソリン代だけです。
でも駐車場代、お昼ごはん、ちょっとしたゲーム、洋服、おもちゃ。。。ついつい不要な出費が増えてしまいます。1回行ったら5,000円くらいはかかるでしょう。毎週1回いったら月2万円です。
「車がせっかくあるのに使わないともったいない」
「行く場所考えるの面倒だからとりあえずモール」
こういう流れにどうしてもなりやすいのです。
カーシェアやレンタカーであれば1回当たり5,000円くらいかかるので、毎回必要かを考えるので「車移動ありき」の発想にはなりません。電車で動いた方が安いかもしれないし車で行きにくい場所(繁華街など)にも行きやすいということもあります。
しかもメンテナンス費や駐車場代もかかりません。その分で家族とおいしいごはんを食べることも可能です。
「車が趣味なんです。」ということであればしかたないですが、そうでなければ今一度考えてみましょう。
保険の必要性を見直そう
保険は高額な終身保険や学資保険は必要ありません。
なぜなら万が一があったときに受け取れる金額に対して支払う金額が大きく効率が悪いからです。
特に「低解約返戻金型終身保険」、いわゆる貯蓄型保険は要注意です。
「貯蓄もできて、保険にもなります」といううたい文句でついつい加入してしまう人が多い保険です。
私もその一人です。泣
私も万が一のときに1,000万円受け取れる終身保険に入っていました。子供が17歳まで毎月3.4万円払って、満期まで積み立てたら130%くらい払い戻されます。
実は毎月3.4万円をインデックス投資したほうがリターンは大きいです。インデックス投資はいつでも換金できますが、貯蓄型保険は途中で解約したら6~7割しか返ってきません。
万が一亡くなってしまうリスクには対応できますが、毎月3.4万円払い続けられないときの減額リスクには全く応えてくれません。
私自身も7年目で気づき100万円くらい減額となりましたが解約しました。それでもあと10年積み立てることを考えたら解約したほうがプラスになる計算でした。
生命保険は掛け捨ての収入保障型保険で十分です。我が家の場合、月3000円程度で万が一私が亡くなっても私が60歳になる年まで毎月奥さんに10万円が支払われます。遺族年金と今の貯蓄を合わせたらこの金額で十分です。
保険は万が一のときに足りない分を補う分だけ掛けるのが基本です。
医療保険入っている人も多いですが受け取れる日数は1回の病気やケガ当たり最大60日が一般的。この場合最大30万円受け取れます。でも30万円貯金あったら保険は不要ですよね。保険は大きなリスクに少ないお金で備えることが鉄則です。30万円がリスクだとしたら生活そのものを見直さないといけません。
私は30万円程度はいつでも支払い状態にあるので、私と奥さんの医療保険はまとめて解約してしまいました。
お酒もほどほどに
お酒もまた金喰い虫です。安いからとまとめて箱買いするとどんどん飲んでしまいます。では毎日飲む分だけ買うってなるとついでにつまみやお菓子などの余計なものを買ってしまい出費が増えてしまいます。太る原因にもなるのでほどほどにしましょう。
支出を減らす=自分の価値観を見直す
支出を抑えるというのは欲しいモノ、自分にとって必要なモノの優先順位をつけて低いものから削る作業です。結果、自分の価値観を見直す機会にもなります。
お金の不安はお金持ちにもあるといいます。お金の不安を減らす方法は「もっと稼ぐ」ではなく「支出を減らす」ということだそうです。他の人と比べてモノを欲しがれば際限なくお金が必要になります。
支出を抑えることは自分と向き合うこと。結果、人と比べる必要もなく、お金の不安も減っていきます。
ステップ③収入を増やす【二人以上世帯版】
現状を把握し、無駄を落とすだけでも貯蓄率は向上していきます。
「それだけでは全然間に合わない。」そんなときは収入アップできないか考えてみましょう。
収入を増やす方法は以下の4つがオススメです。
- 夫婦共働きする
- 転職する
- 投資する
- 副業する
他にも事業を立ち上げたり、昇進するというアイデアもあります。ただ仕事をしながら新たな事業を立ち上げるのは簡単ではないし一定のリスクもあります。社内で出世するのも時間がかかるのであまり効率的ではありません。
①夫婦共働きする
専業主婦(主夫)世帯であれば夫婦共働きできないか考えてみましょう。
むしろ、夫婦共働きはFIREを目指すなら必須条件だと考えています。
先ほど世帯別年収と貯蓄率の関係を見てがっかりしたかもしれません。でも↓の表を見てください。
これは「配偶者が年収100万円を稼いでくれた場合」です。100万円であれば税金もかからないのでそのまま手取りとなります。
世帯年収(配偶者収入+100万円) | 手取り年収 | 貯蓄額 | 貯蓄率 |
400万円 | 341 | -32 | -9% |
500万円 | 417 | 44 | 11% |
600万円 | 494 | 121 | 24% |
700万円 | 564 | 191 | 34% |
800万円 | 634 | 261 | 41% |
900万円 | 700 | 327 | 47% |
1000万円 | 768 | 395 | 51% |
1100万円 | 833 | 460 | 55% |
1600万円 | 1131 | 758 | 67% |
世帯主の年収が400万円でも配偶者が100万円稼いでくれるだけで-18%から11%に大幅にアップします。
今の仕事で100万円の収入を増やすためにどれくらい出世が必要ですか?パートナーに働いてもらったほうがよっぽど早いです。
②転職する
「奥さんが子育てに集中したいから働きたくない」「そもそも専業主婦になりたいから結婚したと言われている」
そんなあなたにオススメする収入アップ方法は転職です。
転職は効率よく、しかもリスクゼロで収入を上げられるからです。
先ほどお伝えしたように同じ会社でキャリアアップしようとしても時間がかかります。
でも転職市場には同じ仕事なのに今より給料のいい仕事が案外あります。それも若ければ若いほど。
企業が求める人材は日々変わったり、欠員が突然でたりします。そうすると突然入社難易度が下がることもしばしば。うまくそんな会社を見つけられらキャリアアップも可能です。
昔は35歳が転職できるタイムリミットと言われていましたが、今は40代、50代でも転職できる時代になりつつあります。
転職サイトや転職エージェントに登録してみましょう。今と同じような仕事で、給料が上がる仕事が見つかったらすぐにチャレンジです!
転職活動自体はリスクゼロです。活動を止めても失うのはリサーチにかけた時間くらい。それも視野を広げて「やっぱ今の仕事がいいや」と思えればそれはそれでいいのです。
私自身2回転職しています。詳細は以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。
>>>年収アップする方法を解説。転職は準備が8割、まずやるべきこと3選
③投資する
次に投資です。投資を勧めている当の私は26歳のときに信用取引に手を出して財産がほぼゼロになりました。笑(ロスカットが発動して数十万円は残りました。)
そのときは「一生投資はしない」と誓いました。10年経った30歳中ごろから再び投資を始めています。でも少しスタイルは変わりました。
それまでは個別銘柄を購入して短期で売り買いしていました。今はインデックス投資という株価指数(インデックス)に連動した投資信託を毎月少しずつ購入しています。
メリットはとにかくラクだということです。SBI証券であれば自動で積み立てしてくれる機能があるので、月々の掛け金(または口数)を指定すればあとは「ほったらかし」です。
個別銘柄を買っていたときは仕事をしている間も、買った銘柄や気になる銘柄の株価が気になって集中できませんでした。増えるときは大きく増えますが、減るときも同じくらい大きく減ります。ハイリスク・ハイリターンです。
インデックス投資は15年継続すれば、ほぼマイナスになることはないと言われています。むしろ年5%程度の利回りが期待できるという見方が一般的。
銀行に預けても利回りはほぼゼロ。証券口座を開設してインデックス投資すれば5%の利回りが期待できます。しかもほったらかしです。
仕事や家事にかける時間も確保できるので、この投資スタイルはオススメです。
④副業する
もしあなたの会社が副業OKであれば、副業を検討してみてください。
副業にはいろんなものがあるので、自分に合った副業にチャレンジしてみてください。うまくやれば本業を超える収入を獲得できるかもしれません。
以下は副業の例です。
- ポイ活
- ネット販売(アマゾン、ヤフオク、メルカリ等)
- ブログ
- Webライター
- 動画配信(Youtube等)
- フードデリバリー(Uber、出前館、Walt、menu等)
- スキル販売(ココナラ、ランサーズ等)
私はご覧の通りブログをやっています。正直収益はほとんどない状況です。でもブログを書くことで自分のスキル(文章力、ITリテラシー)を伸ばせることを実感しています。
書いたものは形になって残る点もメリット。もし収益が発生する記事ができたら、何もしなくても24時間お金を稼いでくれます。気長に継続していきたいと思います。
個人的にはポイ活やフードデリバリーのようなスキルがあまり身に付かない副業はオススメしません。お金も稼げて自分の能力もアップするかという観点で検討してみてください。
最後に
私が子どもが3人いても60%以上の貯蓄率達成できた理由は大きく3つです。
一つは家計簿をつけること、2つ目に転職、3つ目に夫婦共働きです。
家計簿をつけることは貯蓄率を上げる上で一番大切なことだと思います。
いわば家計簿は羅針盤みたいなものです。どの方向に進むべきか分からないと家計改善は困難です。
ものすごく基本的なことをコツコツ続けることが大事です。
生活費を見直す行為は、自分が何にお金をかけたいか、すなわち価値観の優先順位を決めることです。
無駄をそぎ落とした時、シンプルな生活、人と比べない自分だけの生活、お金にとらわれない自由な生活が手に入ると思います。
転職と夫婦共働きについては以下の記事も参考にしてみてください。
ぜひ本記事があなたが経済的な自由を手に入れられる参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!