TOEIC800点から900点に必要な勉強時間は?40代で905点を取った勉強法

「TOEIC800点までは取れたけど、900点になかなか届かない」
「40代からTOEIC900点を目指すのは遅い?」
「800点から900点まで、どのくらい勉強すればいい?」
この記事では、そんな疑問に私自身の経験からお答えします。
こんにちは、はるパパです。
私は40代になってからTOEICの勉強を再開し、約5か月・約210時間の勉強で905点を取得しました。
実は私、TOEIC800点を超えてから900点を取るまでに10年以上かかっています。
2009年に810点、2012年に840点。
そこからTOEICの勉強をほとんどしなくなり、2019年に久しぶりに受験したときも820点でした。
「自分の英語力は800点台が限界なのかな」
そんなふうに思っていた時期もあります。
ところが40代になって改めてTOEICに挑戦したところ、約5か月で900点を超えることができました。
なぜ30代では超えられなかった900点の壁を、40代になって超えることができたのか。
振り返ってみると、理由は意外と単純でした。
TOEIC900点を取るための勉強をしたからです。
この記事では、私が800点台から900点を取るまでにかかった勉強時間と、実際にやった勉強法を紹介します。
40代で仕事や家庭が忙しい中、TOEIC900点を目指している方の参考になればうれしいです。

TOEIC800点から900点までにかかった勉強時間は約210時間
まず結論から。
私がTOEIC800点台から900点を超えるまでに勉強した時間は、約210時間です。
期間にすると約5か月でした。
最初の3か月は1日1時間程度。
試験前の2か月は1日2時間程度。
毎日きっちり同じ時間ではありませんが、合計するとおよそ210時間です。
もちろん、
「210時間勉強すれば誰でも900点を取れる」
というわけではありません。
もともとの英語力や、リスニング・リーディングの得意不得意によっても変わると思います。
なお、私は仕事でも英語を使う機会があったため、210時間という数字はあくまで私個人の経験です。
ただ、私自身は40代になってからでも約5か月で800点台から900点までスコアを上げることができました。
ですので、
「40代だからTOEIC900点は難しい」
と考える必要はないと思います。
むしろ私の場合、30代のころより40代になってからのほうが効率よく勉強できました。
なぜ私は10年以上TOEIC900点を取れなかったのか
私は2009年に810点を取得しています。
その後、2012年に840点。
ところが、そこから900点にはなかなか届きませんでした。
今になって振り返ると、原因は「英語の才能がなかったから」ではありません。
TOEIC900点を取るための勉強をしていなかったからだと思います。
TOEICに特化した勉強をしていなかった
当時の私は、
「TOEICのためだけの勉強をしても仕方がない」
と思っていました。
英語力そのものを高めようと、TOEIC以外の教材にも取り組んでいたのです。
もちろん、それ自体が無駄だったわけではありません。
でも「TOEIC900点を取る」という目的からすると、かなり遠回りをしていました。
40代になって再挑戦したときは、考え方を変えました。
まず900点を取る。そのために必要な勉強に集中する。
このように目標を絞ったことが、900点突破につながったと思います。
単語と文法はできると思い込んでいた
もう一つの原因は、単語と文法です。
私は大学受験のころ英語が比較的得意だったこともあり、
「単語や文法はそれなりにできる」
と思っていました。
でも改めてTOEICの問題を解いてみると、意外と知らない単語があります。
文法問題でも間違えます。
800点台までは、多少分からない問題があっても何とかなります。
でも900点を目指すとなると、この小さな穴が効いてきます。
そこで40代になってからの再挑戦では、単語と文法をもう一度しっかり勉強しました。
その結果、905点を取得したときには、スコア表の語い・文法に関する項目で満点を取ることができました。
900点というと難しい長文や高度な英語を勉強したくなります。
でも800点台から900点を目指すなら、まずは単語と文法の取りこぼしを減らすことが大切だと思います。

TOEIC900点を難しく考えすぎていた
もう一つは、これです。
私は長い間、
「900点を取る人は、かなり英語ができる人」
と思っていました。
もちろん900点は簡単に取れる点数ではありません。
でも実際に905点を取ったあとも、突然英語がペラペラになったわけではありません(笑)。
分からない英語も普通にあります。
つまり800点と900点の間に、とんでもなく大きな英語力の壁があるわけではありません。
800点台まで取れているなら、すでに基本的な英語力はあります。
あとは、
単語や文法の穴を埋めて、TOEICの問題を速く正確に解けるようにする。
私の場合は、それで900点を超えることができました。
40代でTOEIC900点を取るために使った教材は3つ
今回、TOEIC900点を取るために使った教材は、それほど多くありません。
基本的には次の3つです。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- TOEIC公式問題集
いろいろな教材を買うより、この3つを繰り返しました。

40代になると仕事も家庭もあります。
私にも子どもが3人います。
勉強に使える時間には限りがあります。
だからこそ、
「何を勉強するか」以上に「何を勉強しないか」
を決めることが大切だと思います。
実際にやったTOEIC900点の勉強法
ここからは、実際に私がやった勉強法を紹介します。
特別な方法ではありません。
単語、文法、リスニング、リーディング。
基本的にはこれだけです。
単語は「金のフレーズ」を繰り返す
TOEIC900点を目指すなら、単語学習は欠かせません。
ただし、難しい単語を片っ端から覚える必要はないと思います。
私は以前、語彙力を増やそうと、IELTSという別の英語試験向けの単語帳を勉強していました。
収録されている単語は約4,000語。
なんと、1年かけて勉強したのです。
ところが、TOEICの点数は上がるどころか、むしろ下がってしまいました(笑)。
もちろん、この勉強自体が無駄だったわけではありません。でも、TOEIC900点を取るという目的からすると、かなり遠回りだったと思います。
そこで40代になって再挑戦したときは、単語帳を「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(金フレ)」に絞りました。
私が実践した勉強法はシンプルです。
- 1日100語を目安に繰り返し確認する
- 英単語を見た瞬間に意味が分かるまで反復する
- 金フレで覚えた単語を公式問題集で確認する
- 公式問題集や「でる1000」で出会った知らない単語も覚える
金フレには約1,000語が収録されています。
1日100語ずつ確認すれば、10日程度で1周。1か月で約3周できます。
もちろん、最初から100語すべてを覚えようとする必要はありません。
一度で完璧に覚えるよりも、何度も繰り返して記憶に定着させることが大切です。
私の場合は約2か月かけて金フレを繰り返し、知らない単語を減らしていきました。
TOEIC900点には何語の単語を覚える必要がある?
「900点を取るには10,000語必要」という話を聞くことがあります。
ただし、必要な単語数は数え方や学習者によって変わるため、一概には言えません。
私自身も、何語覚えたのか正確には数えていません。
それよりも重視したのは、公式問題集を解いたときに、分からない単語がほとんど出てこない状態を目指すことです。
TOEICは時間との勝負でもあります。
一つの単語を見て「これ、何だったっけ?」と考えていると、それだけでリーディングの時間を消費してしまいます。
そのため、私は単語の暗記数を増やすことよりも、英文を止まらずに読める状態を目指しました。
なお、TOEIC L&Rでは英単語のスペルを自分で書く必要はありません。ただし、リスニング対策として発音を理解することや、文法問題を解くために語形を見分けられることは大切です。
大切なのは、覚えた単語の数ではなく、TOEICの英文をスムーズに理解できること。私はその状態を目指して勉強しました。
文法は「でる1000」を3周した
文法対策には「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を使いました。
こちらも定番ですね。
試験までに3周程度しました。
最初は結構間違えます。
でも、気にせず繰り返しました。
重要なのは、
「正解したから終わり」
にしないことです。
なぜこの答えになるのか。
なぜほかの選択肢ではダメなのか。
そこまで確認しました。
Part5を速く解けるようになると、その分Part7に時間を使えます。
TOEIC900点を狙うなら、難しい問題を解けること以上に、簡単な問題を迷わず解けることが重要だと思います。
リスニングは公式問題集を徹底的に使った
リスニング対策は、主にTOEIC公式問題集を使いました。
特にPart2~Part4です。
私がやっていたのは、
問題を解く → 聞き取れなかったところを確認する → ディクテーションする → シャドーイングする
という流れです。
単に何度も聞くだけではなく、
「なぜ聞き取れなかったのか」
を確認しました。
知らない単語だったのか。
知っている単語なのに音として認識できなかったのか。
文章を理解するスピードが追いつかなかったのか。
一度勉強した音源は通勤中などにも何度も聞きました。
新しい問題を次々に解くより、同じ音声をしっかり聞けるようにする。
私はこの方法のほうが合っていました。
リーディングは「読める」より「時間内に読める」を意識した
TOEIC800点台まで取れている方なら、Part7の英文がまったく読めないということは少ないと思います。
問題は時間です。
私も800点台のころは、最後まで解くと時間ギリギリでした。
900点を目指すようになってからは、
「英文を理解できるか」ではなく「時間内に理解できるか」
を意識するようになりました。
私の場合、仕事で英語のメールや契約書、業界の記事などを読む機会が増えていたことも大きかったと思います。
以前より英文を読むこと自体に慣れていました。
仕事で英語を読む機会がない方でも、公式問題集のPart7を時間を計って解けば練習できます。
同じ問題でも構いません。
どれくらいの時間で読めるのかを意識すると、読むスピードはかなり変わってきます。
TOEIC900点を目指すためのPart別攻略ポイント
ここまで紹介した内容を、Part別にも簡単にまとめます。
Part1は対策しすぎない
Part1は問題数が少ないので、ここに時間をかけすぎる必要はないと思います。
公式問題集を解きながら、よく出る表現を覚える程度で十分でした。
Part2は冒頭の表現と発話の意図に集中する
Part2は短い問題ですが、油断すると聞き逃します。
特に大切なのは、冒頭の表現です。
Whoなのか、Whenなのか、Whereなのか。
疑問文なら、最初の疑問詞を聞き逃さないように意識しました。
また、TOEICには疑問文以外の発話も登場します。
相手が質問しているのか、依頼しているのか、何かを提案しているのか。
発話の意図を理解することも重要です。
答えがストレートに返ってこない問題もあるので、公式問題集を繰り返して、TOEIC特有の応答に慣れるようにしました。
Part3・4は先読みを身につける
Part3・4では、問題文と選択肢の先読みが重要です。
音声が流れる前に、
「何を聞けばいいのか」
が分かっているだけで、かなり聞きやすくなります。
ただし、先読みに必死になりすぎて次の音声を聞き逃したら意味がありません。
これは公式問題集を繰り返しながら、自分なりのリズムを作るのが一番だと思います。
Part5・6はできるだけ早く終わらせる
Part5・6は、Part7の時間を確保するためにも速く解く必要があります。
私はPart5・6を20分以内に終えることを意識していました。
そのためにも金フレと「でる1000」の反復が役立ちます。
考え込まなくても答えられる問題を増やしていくイメージです。
Part7は分からない問題に時間をかけすぎない
TOEIC900点を目指すうえで、Part7の時間配分は重要です。
私も840点だったころは、最後の10問をほとんど解くことができず、勘でマークしていました。
ところが905点を取得したときには、Part7をすべて解き終えても10分ほど時間が余ったのです。
この違いを生んだのは、英文を読むスピードが上がったことに加えて、分からない問題に時間をかけすぎなくなったことだと思います。
一つの難しい問題に2〜3分使うくらいなら、いったん飛ばして次へ進む。
TOEIC900点を目指すなら、満点を取る必要はありません。
取れる問題を確実に取り、最後まで解き終えることが大切です。
なお、実際に900点を取るには何問くらい間違えてもよいのか、こちらの記事で詳しく解説しています。
TOEIC900点は何問ミスまでOK?正答率の目安を905点取得者が解説|これから人生研究会
40代でTOEICの勉強時間をどうやって作ったか
40代でTOEICを勉強するとき、私が一番難しいと思ったのは英語ではありません。
勉強時間を確保することです。
仕事があります。
家庭もあります。
私の場合は子どもが3人いるので、家に帰ってから、
「今日は2時間勉強するぞ!」
というのはなかなか難しいです。
そこで、勉強時間は基本的に朝にしました。
最初の3か月は毎朝1時間
最初の3か月は、朝に1時間程度勉強しました。
朝なら仕事の予定も入りません。
子どもたちもまだ寝ています。
夜のように仕事で疲れて、
「今日はもういいか……」
となりにくいのもメリットでした。
試験前の2か月は毎朝2時間
試験が近づいてからは、朝の勉強時間を2時間程度に増やしました。
これを2か月ほど続けました。
毎日2時間というと大変そうですが、期間を決めれば意外とできます。
ずっと続ける必要はありません。
「試験までの2か月だけ」
と決めていました。
すき間時間は単語とリスニングに使う
朝だけですべて勉強する必要もありません。
5分あれば金フレ。
通勤中ならリスニング。
少しまとまった時間があれば「でる1000」。
というように、時間によってやることを変えていました。
40代の勉強は、
まとまった時間を探すより、細切れの時間を拾ったほうが続けやすい
と思います。

TOEIC900点が見えてきたと感じた3つの目安
TOEIC900点を目指して勉強していると、
「自分は本当に900点を取れるレベルになっているのかな?」
と不安になることもありますよね。
私自身が勉強していて、「そろそろ900点を狙えるかもしれない」と感じた目安は、次の3つです。
| 学習項目 | TOEIC900点が見えてきた目安 |
|---|---|
| 英単語(金フレ) | 単語を見た瞬間に意味が分かる |
| 文法(でる1000) | 9割程度正解でき、解答の根拠も説明できる |
| リーディング(公式問題集) | 制限時間内に解き終わり、5〜10分程度の余裕がある |
※これらは私自身が900点を目指したときの目安であり、TOEIC900点取得に必要な公式基準ではありません。
金フレの単語がほぼ瞬時に分かる
金フレに載っている単語の意味が、ほとんど考えずに分かる状態を目指しました。
単語を見て意味を思い出すのではなく、自然に意味が浮かんでくる。
これが私にとって、語彙力が身についてきた一つの目安でした。
「でる1000」で9割程度正解できる
「でる1000」を繰り返して、ほとんどの問題で迷わなくなりました。
一度解いた問題なので答えを覚えているものもあります。
それでも構いません。
なぜその答えになるのかを説明できる状態になっていることのほうが重要です。
公式問題集を時間内に解き終えられる
リーディングは、公式問題集を時間内に解き終えられることを目標にしました。
できれば5~10分くらい余る状態が理想です。
本番では緊張もありますし、普段より時間がかかる可能性があります。
実際、私は本番では最後まで終わりませんでした(笑)。
練習では少し余裕を持って解けるくらいまでスピードを上げておくと安心です。
実際に900点を取って感じた「800点台との違い」はこちらの記事で紹介しています。
TOEIC900点取得時のリアルな感覚。800点台との違いとは?|これから人生研究会
まとめ|40代でもTOEIC800点から900点は十分狙える
私は大学時代、初めて受けたTOEICで335点でした。
その後、2009年に810点、2012年に840点を取得しましたが、900点にはなかなか届きませんでした。
ところが40代になって勉強を再開し、約5か月・約210時間の勉強で905点を取得できました。
私が実践したのは、次の6つです。
- 金フレでTOEIC単語を覚える
- 「でる1000」で文法を固める
- 公式問題集を繰り返す
- リスニングは聞き取れない原因まで確認する
- リーディングは時間を意識する
- 朝とすき間時間を使って毎日続ける
特別なことはやっていません。
むしろ、900点を取れた理由は、やることを減らしたからだと思っています。
800点台まで取れているなら、すでに英語の基礎はあります。
あとは単語や文法の小さな穴を埋めて、TOEICの問題を速く正確に解けるようにする。
40代になってからでも、900点は十分狙えると私は思います。
仕事や家庭で忙しい方も、無理のない範囲で挑戦してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
まだ900点ではなく800点を目標にしている方は、TOEIC800点を取って感じた変化も参考にしてください。
【体験談】TOEIC800点の「すごさ」とは?正直人生変わります。|これから人生研究会
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はるパパ









