FIREへの第一歩は貯蓄率。家計を整えて人生の選択肢を増やす方法

「将来のお金がなんとなく不安」
「FIREや早期リタイアに興味はあるけど、自分には難しそう」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
私も以前は、お金について漠然とした不安を抱えていました。
26歳のとき投資で大失敗した経験もあり、一時期は「お金を増やすこと」から距離を置いていた時期もあります。
しかし、その後お金との向き合い方を見直し、現在は40代会社員として3人の子どもを育てながら、資産形成を続けています。
その中で強く感じたことがあります。
それは、
人生の選択肢を増やす第一歩は、収入を増やすことだけではなく、今あるお金の流れを整えること
ということです。
その中心になる考え方が「貯蓄率」です。
この「貯蓄率」を高めていくことが重要です。
私もこの数値を重視していて、この数年は安定して60%前後の貯蓄率を達成しています。
一般的なご家庭の貯蓄率は5~10%と言われているので、この数値は異常値と考えてください(笑)
今よりも5%、10%でも貯蓄率を上げていければ、FIREや経済的自立につながっていくはずです!
この記事では、私が実践してきた家計改善の考え方や、貯蓄率を高めるための具体的な方法について紹介します。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
以下の記事では私が実践した収入の増やし方も紹介しています。
貯蓄率とは?
貯蓄率とは、収入のうちどれくらいを貯蓄や投資に回せているかを示す割合です。
計算式はとてもシンプル。
年間貯蓄額 ÷ 年間手取り収入 × 100
例えば、手取り年収600万円の家庭で年間150万円貯蓄できれば、貯蓄率は25%になります。
貯蓄率が高いほど、将来の資産形成スピードは速くなります。
ただし、私は貯蓄率を単なる「我慢の末に積み上げた数字」だとは考えていません。
大切なのは、
「何にお金を使うか」
を自分で選べるようになることです。
FIREを目指すなら、なぜ貯蓄率が重要なのか
FIREというと、
「投資で大きく増やす」
「高収入が必要」
というイメージがあるかもしれません。
もちろん投資や収入アップも大切。
しかし、資産形成の土台になるのは、
収入 − 支出 = 投資できるお金
というシンプルな構造です。
どれだけ収入が高くても、支出が増え続ければ資産は増えません。
逆に、収入が平均的でも、自分にとって本当に大切なものにお金を使い、余白を作ることができれば、人生の自由度はぐっと高まります。
私が貯蓄率を高めるために意識したこと
私は特別な節約術を実践したわけではありません。
意識したことは極めてシンプルです。
① 固定費を見直す
家計改善で最初に取り組むべきなのは固定費です。
一度見直せば、その効果は毎月続きます。
さらに良い点として、「あまり我慢しなくていい」あるいは「最初は少し不便でもすぐ慣れる」という点があります。
例えば、
- 住居費
- 通信費
- 保険
- 車の維持費
- サブスク
など。
私自身、車を手放してカーシェア生活に切り替えたことで、大きな固定費削減につながりました。
カーシェアは節約になる?車を手放して16年の実体験でメリット・デメリットを解説 – これから人生研究会
食費、光熱費、おこづかいのような変動費を削減すると、一気に心がすさんでいきます。
変動費は人生に潤いを与えたり、お金よりも大切な健康維持するための大切な費用です。
固定費削減がまず最優先です。
② 生活レベルを簡単に上げない
収入が増えると、つい生活も豊かにしたくなります。
もちろん、人生を楽しむためのお金は必要です。
ただ、
「収入が増えたから全部使う」
では、いつまで経っても自由には近づけません。
私は20代から生活レベルを大きく変えず、増えた収入を資産形成に回すことを意識してきました。
私が異常な貯蓄率を実現できたのは、奥さんもまた高い生活レベルを求めなかったからということもあります。
子どもが増えれば支出も生活レベルを変えなくても、支出は増えていきます。
他人との比較ではなく、自分が満足できる生活レベルがどれくらいなのか意識してみると、削減できる費用が見えてきます。
③ お金を使うところ、使わないところを決める
節約というと、
「何でも我慢する」
と思われがちです。
でも、私はそう考えていません。
家族との旅行。
子どもとの時間。
学びへの投資。
こうした経験には、しっかりお金を使いたいと思っています。
「思い出には複利が利く」といいます。
最後に残るのは思い出。
「初めての沖縄の海、最高だったね。そのために子供をプールに通わせたっけ笑」
そんな記憶はいつまでも鮮やかに家族の中に残ります。
学びも大切。
一度学んでしまえば、誰からも奪われることのない資産になります。
一方で、なんとなく続いている支出や、満足度の低い出費は見直す。
このバランスが大切だと感じています。
貯蓄率を上げるための具体的なステップ
ステップ① まず家計を見える化する
最初の一歩は、自分のお金の流れを知ることです。
毎月何にいくら使っているのか。
固定費はいくらなのか。
知らないものは改善できません。
これは非常に重要なのですが、案外自分の家計を把握していない方は多いのではないのでしょうか。
家計を把握することが、優良家計になる第一歩です。
方法は簡単で「家計簿をつけること」です。
私はもう15年以上、資産1億円を達成した今でも毎月手書きの家計簿つけています(笑)
みなさんの中には過去に家計簿をつけていたけど、途中で断念したという人も多いと思います。
それでも大丈夫です。
3か月だけでも家計簿をつければ、だいたい何に自分がお金を使ってくるか見えてきます。
まずはこれだけでも十分だと思います。
3か月でも無理という方でも大丈夫です。
マネーフォワードやマネーツリーといった家計簿アプリを使えば簡単に確認できます。
個人的には手書きが好きですけどね。
ステップ② 大きな固定費から見直し、改善点を特定する
節約効果が大きい順に取り組むのがおすすめです。
例えば、
- 住宅費
- 車
- 保険
- 通信費
- その他固定費
数千円の節約を積み重ねるより、大きな支出を一度見直す方が効果的です。
改善点が特定できたら、もう半分以上成功したようなものです。
ステップ③改善を実行する
改善点が特定できたら、「どうやって改善するか」を考えます。
それぞれの支出項目について、以下の3つの視点で改善できないか考えてみましょう。
- 本当に必要な支出か
- 代わりになるサービスはないか
- もっと安い商品やサービスはないか
これらのポイントを具体的に解説していきます。
具体的な固定費削減方法
①本当に必要な支出かを確認する
その費用は本当に必要ですか?
例えば保険。
我が家は家計を見直し、夫婦ともに医療保険を解約しました。
社会人になって会社に言われるがままに加入した団体保険です。
月々の負担は二人合わせて3500円程度とそれほど多くはありませんでした。
でも、解約するだけで年間42,000円負担が減りました。
それではなぜ解約に踏み切ったのか。
当時、社会人になって15年以上経っていましたが、一度も保険のお世話になることはありませんでした。
それともし入院した場合のことをシミュレーションしてみました。
一般的に入院や継続的な通院となっても最大1~2か月程度くらいのようです。
1日5,000円の保障の場合、せいぜい15~30万円程度の保障です。
保険の目的は「万が一のリスクに備えること」です。
そのリスクを許容できるようであれば、解約してもよいと思います。
ちなみに、日本は医療保険制度が他の国よりもかなり手厚いです。
「高額療養制度」についてご存知でしょうか。
月ごとの医療費が上限を超えたら払い戻しを受けられる制度です。
厚労省の例では、年収370〜770万円の人が100万円の医療費を使った場合、自己負担は約8.7万円までです。
まさに神制度です。
これを知った私は医療保険以外のほとんどの保険を解約しました。
今は月額3千円、掛け捨ての収入保障保険に加入しています。
正直、これもいらないと思います。
でも、何かあったときに少しでもプラスになることがないと落ち込んでしまいますよね。
お守りのようなつもりで加入されるのであれば、それも保険の価値の一つなのでアリだと思います。
②代わりになるサービスはないか確認する
特定した固定費に関連して、何か代わりになるサービスはないかを確認することも有効な手段です。
例えば、私は16年前に車の所有をやめてカーシェアに切り替えました。
現在は都心ではないですが比較的交通の便が良いところに住んでいます。
奥さんもペーパードライバーで、私も平日の車利用はありません。
そのため車を所有することは、貯蓄率を上げる妨げとなります。
ただ子供が3人いますので、時々は遠出したくなることがあります。
そのため、月に1~2回はカーシェアやレンタカーを利用しています。
この見直しのおかげで、年間60万円の支出を削減できました。
16年間この生活を続けたことで、累積960万円が浮いたことになります。
ここまでの金額になると、投資資金としても十分です。
③もっと安い商品やサービスはないか確認する
サービスやモノにお金を払うとき、もっと安いサービスがないか確認してみましょう。
例えば、我が家は夫婦共に携帯電話を大手キャリア携帯(ソフトバック)から格安携帯(楽天モバイル)に変えました。
過去には携帯代に夫婦で15,000円/月かかっていましたが、格安携帯に変えることで3,000円/月に削減。
14.4万円/年の節約になりました。
多少電波が悪いエリアもありますが、ほとんど不便は感じていません。
人間は環境に適応する能力が備わっています。
一時的に不便に感じることも、時間が経てば何の問題もなく快適に生活可能です。
やはり不便だと思えば、その支出は自分にとって大事だったということです。
そのときに、元に戻せばよいと思います。
効果を実感して継続、そして未来の投資へ
これまでご紹介したマインド・方法で支出を抑えると、着実に貯蓄率は上がっていくはずです。
しかも、生活の満足度をそれほど下げることはありません。
なぜなら、あなたが大切にしていることにはしっかりお金が使えているからです。
家計改善の目的は、お金を貯め込むことではありません。
浮いたお金を、
- 投資
- 自己成長
- 家族との経験
に使うことで、未来の選択肢が増えていきます。
最後にまとめです。
- 現状を把握する
- 家計の支出割合を分析する
- 改善点の優先順位をつける
- 改善を実行する
- 効果を実感し継続、投資へ
貯蓄率アップは人生を豊かにする手段
私はFIREを目指しています。
でも、本当に欲しいものは「働かなくてもいい状態」だけではありません。
家族との時間。
新しい挑戦。
好きなことを学ぶ余裕。
自分らしい選択ができる自由。
そのために、お金を整えています。
貯蓄率を高めることは、人生を我慢することではありません。
大切なものを大切にするために、不要な支出を減らすことです。
「これからどんな人生を送りたいか」
その答えを考えることから、家計改善は始まるのだと思います。
この記事が、あなたのこれからの暮らしを考える小さなきっかけになればうれしいです。
このブログ「これから人生研究会」では、お金・キャリア・つながり・学びを通じて、より良い人生について一緒に考えていきます。
Xでも私の「これから人生」の研究成果(日々感じていること)を発信しています。
ぜひ交流させてください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
はるパパ









